ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

こんなところにこんなもの語

そろそろブックオフ行の本を今度の週末持っていきますかねと、ブックオフ行きの本の段ボールを見ていたら。


あった!!!チューナー付きメトロノーム!!私と一緒に30年過ごしてきたデジタルメトロノーム!!


しばらく前から姿が見えなくなっていたんですよ。コンサートグレードの前に、さんざんメトロノーム練習していたので、会場に持っていって、そのままなくしちゃったのかなと、残念な気持ちになっておりましたが。


再開できてうれしいよ~一生一緒だよ!!


しかしなぜブックオフ行きの箱に入っていたんだろう。


おととい、シュークリームをたくさん買ってきたんですが、数が足りない…。おととい一つ食べたけれど、もっと買ってあるはず。冷蔵庫はヨーグルトと牛乳くらいしかないので(食欲が戻らないのであまり食べられない)、この広い冷蔵庫のどこか以外に入れることはないと思っていました。


調律師さんが来るから片付けなきゃと、別室に置いてある灯油ストーブの段ボールを見ると、その上にシュークリームが並んでいました。


お前らこんなところでなにしとる、日向ぼっこかよ!!


いや、そこにある理由がわからないんですけど…。おぼえがない…家の掃除はしたけれど冷蔵庫の掃除はしていないし。


さては小人さんか?ちっちゃいおじさんか?


昨日は、気晴らしで3時間ほどピアノを弾きまくりました。レッスンのための練習じゃなくて、自分の頭の中にある曲みんな弾いてしまえ大セールのノリで、片っ端から思いついた曲を弾いていきました。私には便利な機能がついていて、一度覚えた曲は忘れないのです。なので、小学生や中学生の時に弾いた曲も覚えてます。難しくて弾けない曲は沢山ありますが、思い出してみると割と弾ける。放っておけば多分24時間くらいは記憶を頼りに弾けると思う。いやもっとあるかな…ストックはいっぱいあるのです。


やっぱりピアノ再開してちゃんと指を動かしているから、こういう時にもすらすら出てくるんですね。


ストレス解消!


新しい気持ちで今日は仕事に挑みましたが、うーん。仕事したくない。全然進まない。
今日はプログラムのバグ取りをしようと思って覚悟はしていたのですが、部屋が全然暖まらなくて、指が動かない。


暖房の設定温度って一般的にどのくらいでしょう。私の仕事部屋、14畳あるんですが、その端に石油ファンヒーターを置いて、21度設定にしていたら、手が冷たくて死にそう。27度くらいの設定にしたら、指は動くようになったけれど、今度はフリース着てると暑い。間を取って25度くらいにしておくと、部屋の端の方は20度になる。ファンヒーターの近くは25度になる。ちなみにファンヒーターにも温度計がついていますが、どこの温度測ってるんだよっていうくらい、出鱈目温度を表示するので、新品なのに大丈夫かこれ??と思っています。


部屋が広いからいかんのかな、一応14畳対応の石油ファンヒーターなんだけれど。でも昨日ピアノ弾いていた時は寒くなかったのに。


温度調節の試行錯誤をしないとこの冬を越せないですね。


昼に調律師さんが来て、一本緩んでいた弦をなおしてもらいました。音程がピッタリ合ったときって気持ちいいですね。
近所にスタインウェイをお持ちの方がおられるそうで、こんな田舎にとびっくりしてしまいました。ピアノ文化がなさそうなこんな田舎でスタインウェイですか~。なので調律師さんは今度からうちとそちらのスタインウェイを一緒に調律できるように来てくれるそうです。


リストの時代には、ピアノのフレームが弱く、弦も弱くしか張れなかったので、演奏会中に弦が緩みまくり、切れまくりだったそうです。だから演奏会では会場に調律師さんが控えていたそうです(特にリストはじゃんじゃか弾くから大変だったみたいです)。でもリストは金属フレームのスタインウェイの時代に間に合っているから、長い人生でいろんなピアノを弾いたのでしょうね。初期作品と晩年作品では、表現の幅が違うのは、ピアノの変化も反映されているんだろうなあ。


さておやつにシュークリームを食べて以来ずっと気持ち悪いんですけどなんですかねこれは脂分の取りすぎでしょうか。脂っこい夕飯は避けたほうがいいですね。むー。食べられない。とりあえずみかん食べたらピアノの練習しよう。

フランス語→英語→いまセール中、危ない危ない

帰ってきて急いでチーズケーキを食べたら、うう、気持ち悪い…。


教訓:チーズケーキは、紅茶かコーヒーを飲みつつ、ゆっくり食べましょう。


というわけで今日の振り返り。
朝は、重度の「蒲団から出たくない病」を患い、いつもの電車を1本遅らせてギリギリにフランス語に行ってきました。なんの話から出たのか、先生のおばあさんやおじいさんの時代の話になり、当時はパリでも鳩を銃で撃って取って食べてたとの話をしていました。今は鳩を食べたら伝染病にかかるから、禁止されているそうです。そういう、昔は食べていたけれど、今は食べなくなった物ってあります?ということから始まったと思います。ラパンですねというと、フランスでも最近はラパンはあまり食べなくなってきたとの事。


思い出すのは私の大家さんが、私が下宿し初めて初めてのパーティーで「今日はもてなすからね!」と言ってウサギの耳をつかんでウサギ肉をぶら下げて帰ってきたこと。ウサギはかわいいものであってたべるものではない私としては、涙が出るほどショックでした。生で見るとすごい衝撃ですよ。私はウサギは食べられないんですと、お断りしましたが、大家さんは頑張ってくれたんですよね。お詫びに近所のベトナム人がやっているお寿司屋さんで太巻きを買っていきました。かんぴょうにびっくりしていましたが、おいしいと言って食べてくれました。


私の母の時代は、日本でもウサギを食べていたそうですが、私たちの世代ではもう食べていません。日本で、子供の頃、魚肉ソーセージっぽいソーセージがウサギ肉だったことがあって、すごい吃驚しました。だからウサギ肉の経験0というわけではないのですが。


それから、蛇は食べますかという話になり。先生はめっちゃ嫌な顔していました。沖縄には蛇を食べる文化があるんですよ~沖縄だけじゃなくて台湾とか中国でも食べてますよ~という話をしました。私は沖縄は4回くらい言っていますが一度も食べたことがありません。泡盛に蛇が入っているのは、見たことはあります。先生はすごい嫌な顔をしていました。本当に蛇はダメそうです。


そのあと移動して英語2レッスン。
最初の先生はアイルランドの先生。私はめっちゃ興味があって、ケルト文化の事とか、アイルランド独自の文化とか、アイルランドで有名なものとか、片っ端から質問していきました。先生は、「アイルランド人っていうと、ああUKの人ね、って言われる」とおっしゃっていました。確かに日本人は中学校の時にUKの本名として「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」という長ったらしい名前を勉強し、これが言えるかどうか、言えないと馬鹿にされたりしてました。だから躍起になって覚えたので、UKの中に北アイルランドがあるというのは知っていて、それで、アイルランドというとUKかと思ってしまうらしい、と私は説明しました。正しいかどうかわかりませんが。
アイルランドって言えば何ですかと先生に聞かれたので、ユリシーズと答えたのですが、ジョイスの名前をすっかり忘れてしまって、先生と一緒に考え込みました。あとあと思い返してみると、アイルランド人で有名な人って結構いるんですよね。ラフカディオ・ハーンも、スウィフトも、イェイツも、オスカーワイルドもアイルランドの人でした。
たのしかった~。
次に、前にサッカーのトーナメント予測をした先生と、サッカー談義。私はそんなに詳しくはないのですが、前回の授業で予測したワールドカップの決勝トーナメント結果の答え合わせをしました。「日本は本当に惜しかった」ということを言いたかったんですが英語が出てこない。スマホに聞いてみても認識してくれない。そうしたら隣の部屋の先生がいい方を教えてくれました。closeを使うんだそうです。日本の戦い方が良くなかった論とか、決勝のフランスとアルゼンチンがどうなるか論とか、いろいろ話しました。そういえば今年パリサンジェルマンが日本に来て日本のサッカーチームと試合をしたんですよという話をしたら、先生はパリサンジェルマンが嫌いだという。理由は、あそこは金で良い選手を集めているから強いのは当然なんだとのこと。まあ日本にもそういう野球の球団があるので気持ちはわかります。フランス語の先生はパリサンジェルマンをめっちゃ誇っていましたが、イギリスの先生から見るとそうなんですね。イギリスのローカルチームやドイツのチームは、金じゃなくて作戦でのし上がっているから、彼らの方がずっとすばらしいと先生は褒めていました。


フランス語から英語に行くと、最初は頭の中でフランス語から英語への翻訳をするのですが、しばらく英語を話していると、翻訳することなく英語が出てきますね。最近は、翻訳作業なしに外国語が口をついて出てきます。慣れって大事。


帰りがけに地下のショッピング街に行くと、今はクリスマスセール中!おお!!安い!!めっちゃ安い!!コート欲しい!今年はロングコートが流行!!(いやいや、10着以上持ってるでしょ、置く場所ないでしょ!!)。いろいろ物色していました。
そこで店員さんに指摘されたのですが、私が今までウサギの毛皮がついていると思っていた、今日着ていったコート、なんとミンクのコートでした。ブティックの店員さんってすごい知識ですね。私は全然気が付きませんでした。タグを見てみたらミンクって書いてあって、なるほど相当の値段だったわけだと納得しました。
セーターも欲しい。薄手のセーターしか持ってないから…と思っていろいろ見ていたのですが、着るものは余るほど持っているのだから買わないようにしないとと思い、帰ってきました。危ない危ない。


記事を書いている間にチーズケーキの気持ち悪さが軽減されてきました。食欲0なので何も食べなくても行けるんですが、明日はお昼にピアノの調律師さんが来てくれるので、寝込んでいられないです。ちゃんと食べなければ。

病院→買い物→雑誌読み

昨日まで全然動けなかった私ですが、今朝も動けませんでした。
昨日は11時半くらいに(いつもこのくらいに寝てます)最後の力を振り絞って風呂に入りました。本当にね、水曜以来実はご飯も食べられていなかったし、お風呂にも入れていなかったし、ピアノも弾いていなかったんですよ。


でもお風呂に入っていても怖くてしょうがなくて、湯船に浸かっていたのは1分くらいです。そっこーで入ってそっこーで洗って怖くて怖くてしょうがなかったので髪の毛も生乾きのまま布団に潜り込みました。


ずっとよく眠れていなかったのですが今日もよく眠れておらず、その割には朝は布団から出たくない病を発症し、洋服もそのへんにとっちらかったまま、とりあえず着られるもの(洗濯もしていないので)引っ張り出して、今日は寒いのでとダウンのコートを引っ張り出して、病院へ。


病院の先生にいろいろ話を聞いてもらいました。前回もかなりいろいろ聞いてもらった気がするんですが、30分くらい話していましたね。少し気が楽になったというか。まだ心は重いけれど、寝込むほどではなくなりました。医者だからよくわかってる、具体的で建設的な意見なんて逆効果なのです。私が決してずるいことのできる人間ではない、決して自分に有利になるような細工が出来るような人間ではないということを言っていただいて、ちょっと元気が出ました。
先生が言うには、今まで前の仕事では仕事のトラブルのことを話したことは一度もなかったのに、転職してから毎回必ず何かある。まるで、天の城に住んでいた人間が、地上に降りて戸惑っているみたいだとおっしゃる。会社にはいろんな人がいるからね、今まで私のいた世界というのは、特殊だったんですよ。だからといって私が地上の人に会わせる必要はないということを言われました。


まだ元気にはなっていないのですが、買い物してきました。私の精神安定剤のシュークリームをたくさん買い、食べられそうなもの…しばらく食べてないからちゃんとしたお弁当とかは胃がびっくりすると思うので、レトルトのおかゆをたくさん買ってきて、あと、これなら食べるだろうと思って蒸しパンも買ってきました。しばらく料理はできないし、電子レンジすら面倒なので、菓子パンとシュークリームメインです。


食欲ないなあ…。でも宅急便が来るまで布団には入れないと思い、取り合えずゴールデンカムイ2期を全部見ました。うん、話の流れがこれで完全につかめた。私は漫画を読んでいないので、尾形がどうなのかというのは今でも謎なのですが、土方がもうとっくにすべてをお見通しだったこととか、キロランケの心づもりとか、何と言っても変態の代表者鶴見中尉の行動、裏からの手の回し方というか、陰謀というか、すごすぎるんですよね。何年かけて、どれだけ手を尽くして、この策を練ってきたんだろうかと…この話を考えた野田先生はマジで天才。


それで、オーディオコメンタリー付きの画像もアマプラで見られるので、それも見ていたら、アニメ化できないエピソードがいっぱいあるということを聞いて、今、ものすごく、ゴールデンカムイの漫画全巻大人買いしたい欲に駆られています。もうあと一歩で買いそうです。でもいつ読むんだ?アニメ見てからにしよう。


そのあと、ショパンという雑誌の今年の2月号のスクリャービン特集を読んだのですが、ほぼ「共感覚」についての記事で、あまり面白くなかったです。共感覚というのは、音を聴くと色が見える感覚の事です。スクリャービンは晩年の管弦楽作品で、発光ピアノの使用を考えていて(和声や音によって舞台全体が色づく感じというのが正しいでしょうか)、音にどんな色を感じているかをもとに、音に色を付けようとしたのだそうです。


スクリャービンは正確には共感覚を持っていなかったと記事には書かれていましたが、うーん。どうだろう。私は曲を色で(それも単純な色じゃなくて、淡さとか、渋さとか、時には模様とか、視覚的なもの)感じられるので、それと同じかなと思ったりしています。


この雑誌の記事によると私は多分共感覚を持っている人間です。音に色があります。調性にも色があって、表現にも色があります。「ここはもっとアサギ色っぽく」とか、そういう感覚で演奏をしています。だから、場面転換というか、スクリャービンでがらっと色合いが変わるところの表現は、ものすごく鮮やかだと言われます。私の中ではさっと色が変化します。そういう感覚を持っているのは、普通だと思っていました。ていうか、普通の人は音に色を感じていないんですかね?それで良く演奏ができますよね?よく暗譜ができますよね?


多分ですが絶対音感を持っている人は、ほとんど共感覚を持っていると思います。和声感覚を持っている人は、淡い色合いとか、微妙な色合いまで察知して弾いていると思います。それを覚えているから、曲を覚えられるんだと思っています。


違いますかね???
昔は私も作曲をしていたのですが、作り方としては、絵画を描いているイメージです。この背景色にこの色を乗せたらどうなるかみたいな実験ばかりしていました。変奏曲とかもよく作っていたのですが、これも、各変奏で色や模様やぼやけ具合が違うのです。


まあだから、絵を見るのはすごい好きで、絵からインスピレーションを受けたりしていた頃もありました。絵だけではなく写真とか、実際見た風景とかは音楽にしやすいです。


ちなみに、例えば私の感覚ではソの音はスカイブルーなんですが、ヴァイオリンで2ヘルツくらいわざと低くして群青色にしたりすることもします。トリルとかは光や昆虫を表すんですが、音の幅を広くしたり狭くしたりして、どんな光か、どんな虫かというのが見えています。


うーん。これが普通と思っていましたが。音楽やっている方の意見が聞きたいです。


食欲ないな~。シュークリーム食べようかな…。