ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

フランス語に行ってきました+それでも暑さに耐える

昨日は結局ピアノを弾かなかったんです。
だらけていてダメですね、どうしても1週間の疲れがたたって土曜はぐったりしてしまいます。暑いんだから涼しい部屋でピアノでも弾けばいいじゃないかと思うのですが、なんかやりがいを感じなくなってきてしまって…試験のためのお金も払ったんだから、頑張らなければと思ってはいるんですが、こう、なんというか、上下左右前後から圧迫されている気分で、せめてうちではゆっくりしたいなと。じゃあいつどこでピアノの練習するのさ。たった10分でしょ、練習しなさいよ自分。ああもう…いろいろ息が詰まってダメなんです…。
昨日はピアノが弾けなかった理由として(こうして理由付けするのはあかんと思うのです)、夕飯に焼肉弁当を食べてめっちゃ胃もたれしたんですよね。胃薬飲んだけど全然おさまらず。ご飯で胃もたれか、肉か?


そんなこんなで日曜日、フランス語に行ってきました。今日は2時間。今日は先生の素朴な質問に答えていく日でした。
1時間目の質問。ナルトはどうして一人で暮らしてきたんだ?あれでは育児放棄、フランスだったら訴えられるぞ??そういえばそうですよね、彼はどうしてあそこまで大きくなったのか。誰が読み書きを教えたのか。そして軍事教練のために軍事学校(忍者アカデミー)に入り、戦う人間を目指す。これではイスラムの過激派と同じじゃないかと。予測ですが、小さい頃は施設か何かにいたんだと思いますよ。アカデミーに入る前くらいに自立を促され一人暮らしを始めたんじゃないかと…。わかりません。設定がどうなっているのか知りませんが、彼は算数や読み書きをどこで教わったんでしょうか…。
2時間目の質問。日本のご老人はなぜ90度も背中が曲がるのか?そういえばフランスには、背中で折れ曲がったような人はいないですね。フランスも高齢化が進んでいましたが、私がお世話になっていたおばあちゃんも、84歳でもピシッとしてました。先生が「背中が90度曲がっている」とおっしゃることに大笑いしてしまいました。おなかで曲がっているのではなくて、背中が曲がるんですよね。うちの母は曲がっていないので、老人のどこがどう曲がるのかわからないんですが、確かに謎ですね。まずは床生活、あらゆるものの高さが低いこと(例えば台所のシンクの高さは海外と日本では大違い)が原因かと。そもそも正座して座る文化と椅子の文化では大違いなのでそこも原因かと。あと、少なくともフランスでは、小学校できちんと座り方を教わるので、だらしなく座っているだけで怒られます。カフェとかでもきれいに座っているのがおしゃれとされていたので、姿勢がいいことのいいこと度が高いですね。


そんなこんなで、埼玉に帰ってきました。電車の中ですでに暑かったんですが、到着してみてナニコレ状態。コンクリートの照り返しが半端ないくらい痛い。暑いんじゃなくて痛いです。こんな中、屋外作業をされている方には本当に頭が下がります。私はスーパーで買い物して、明日お世話になった皆さんに(ダメな方の上司を除く)お菓子を配ろうと思って地元のお菓子も買ってきました。


屋外気温36度で室内33度。おう…我慢も限界か?いや限界は突破することに意味がある。こんなことに意味を見出してどうするねん。ええかげんに涼しい部屋に避難しろよ~。
でもまあ、いろいろやることがあって、忙しいんですよね。明日は出勤だから、準備しないとだし。


帰りに電車が乗ってから、のどの調子が悪いんです。気道が狭くなって呼吸がしづらい。発熱するなよ~。明日行けなかったら最悪だからねえ。とりあえず風邪薬飲んで、安静に(だらっと)していようと思います。


ああダメだなあ、本当に自分怠けてますよね、高温に耐えるしか能がない。褒められたことではない。単に家に冷房がないだけ。
今日こそはピアノ弾くぞ!ダッシュ見たらダッシュで弾くぞ!10分でも弾いて、実力をつなげるぞ!


やらなかった理由はつけないこと!


自分に厳しく!

ホロヴィッツのスクリャービン+暑さに耐える

せっかくの休日なのに、朝5時には目が覚めてしまう。うーん。何でだろう。
ご飯食べて、再度お休み~。だったけれど、暑くて寝ておられず。


起きてきました。
ご飯食べて、ホロヴィッツのスクリャービンのCDを2枚聞きました。
ホロヴィッツ・プレイズ・スクリャービンと、ホロヴィッツ・スクリャービンコンサート。1枚目は1972年の演奏で、2枚目はLPレコードのリダクション版で録音自体は1957~1958年。


古い方から行きましょうか。こちらはソナタの3番5番が入っていて、前奏曲からいろいろと、アンコールピースとしてエチュードが3曲入っていました。録音が古くて、音響がちょっと違っていて、きれいな音色の隅々まで聴けなかったのがちょっともったいない感じですが、レコードらしい響きがなんだか懐かしい感じです。迫力のある演奏で、甘く歌うところは思いっきり甘く歌う感じで、まだ発想が若いなと思いました。ソナタ3番の4楽章を5分台で弾いていても左手のあの超絶技巧が全然うるさくなくて、テクニックのすごさというのを感じます。


新しい方は、ソナタ10番が入ってました。あと焔に向かっても入っていて、多分焔に向かっては、私がCDできいた中では一番完成度が高いと思いました。ともすると平たんになりがちな後期の名作ですが、それっぽさが十分に発揮されていました。曲は短くて、技術的にもそれほどレベルが高いわけじゃないんですが、こう、魂を高いところに持っていかないといけないという、雰囲気で持ち上げる曲なので、技術力だけじゃなくて、何というか、構成力が必要となる曲です。こうして聞いてみるとホロヴィッツのすごさがわかります。


どちらのCDにも私が弾く予定のエチュードが入っていたんですが、結構ミスタッチだらけなんですよね。古い録音と新しい録音の違いが音だけで、どっちも荒っぽく、逆を言うと力がいい具合に抜けていて、気楽に弾いています。曲の良さが良く出ていて、とてもかっこいいです。こんなに気楽に弾いていいのかと。どっちの録音も、音のきれいさ以外に違うところはなくて、ホロヴィッツ色が強かったです。


スクリャービンのエチュードは、基本的に難しくないです。マニアックな曲は多いのですが、レベル的にはツェルニー30番とか40番とかくらいの簡単なレベルで十分弾ける曲です。逆にだから評価されないというのもあるのですが、しっかり弾こうと思えばショパン並みに難しいです。あと、なんの練習しているかよくわからなくなることがあります。


午前中はそんなことしてました。


午後はひたすら暑さに耐えて扇風機のみで過ごしました。外の気温は35度まで上がりましたが、部屋の中は32度。扇風機で何とか過ごせました。普段仕事で目が疲れているので、なるべくものを見ないで、目を閉じてラジオをずっと聞いていました。庭も何とかしないとな…いい加減すごいことになっていて、雑草が背丈くらいに伸びているので、これは一苦労だろうなと思いつつ…雑草は小さいうちに何とかするのが一番ですね。除草剤もまいたんですが、ちょっと枯れましたが雑草の勝ちでした。


でも一週間頑張った疲れが一日で取れることはなく。夕飯も作れずコンビニで済ませることに。


気温が低ければ、草刈りするんですが、もう本当にこの地方は暑くてダメですね。
雑草…何とかしなきゃ。でも起きられない。明日はフランス語。休みがないと何もできない。物置と化した和室も片付けないといけない…。どうしたもんか…。


平日は絶対に仕事以外の余計なことはできないので、休日に何とかしたいと思いつつ、無理。やろうと思うその気持ちだけでいっぱいいっぱいになってしまい、重荷になって動けなくなってしまいます。


来週から異動だから、来週から頑張ろう。

水の飲みすぎ注意!

昨晩、あまりに思い出しイライラがひどいので、ピアノの練習が1時間も続かず、あっさりストップして、医者で処方されている安定剤を3回分飲んでひっくり返っていました。ダメですよ普通の人は精神に来る系の薬を3回分飲んだらいけません。私もダメです多分。でもそのくらい思い出しイライラが、カス上司が頭をよぎって、私の素敵なスクリャービンやショパンにその思い出がくっついてしまうのが嫌で(曲には、練習していた時の心境が一緒にくっついてきます。だから例えば私がシャコンヌを弾くと、絶対日航機墜落事故を思い出すのです。あの事故の時練習していたのでいまだに取れないんです)、ともかく嫌な思い出のにおいを速攻消したかった。私の場合安定剤は一回分飲んでも効かないので、嫌で嫌でしょうがなくてもう苦しくてしょうがない時はちょっと多めに飲むのです。


そうしたら。
心臓止まるかと思った。もともと頓服で出されている薬で常用しているものではなく、Calm downの力が強いんですよね。確かに気持ちは楽になりましたが、代わりに体が。全体的に、穏やかになり、すべての活動が鈍り、心臓止まるかも…と思うくらいになってしまい…。


薬の乱用は絶対ダメです。
もうやりません。
で、そのまま目を閉じたら死にそうだったから、メモに、こういう事で薬を飲んだのでよろしくと書いて、暑い居間で寝てしまいました。夕飯らしい夕飯は、食べてません、スイカ食べたくらいです。
夜12時に正気に戻って、まだ眠気が残っていたので、こらあかんと思い、勢い付けて眠ってしまおうと、ベッドに行って眠りました。昨日は雷雨がすごかったので、結構涼しくなっていて、窓を閉めてもすんなり眠れたのです(雷雨めっちゃ怖かった…逃げる部屋がないのと停電がちょくちょく起きていたのが怖かった)。


朝起きて。喉乾いた~。夜水を飲まずに寝てしまったからなあ。
なんだか朝、素敵なメロディーに包まれて幸せな気持ちで目が覚めたんです。さっと楽譜に書き起こして、なんだかベートーベンのコラールっぽい素敵な8小節が出来ました。それを満足げに眺めながら、また水を飲んで。喉が渇くのでまた水を飲んで。1リットルくらい一気飲みしました。朝ごはんはメロンクリームコッペパンと無糖カフェラテです。


そうしたら。気持ち悪くなってしまいました。おなかが水でタプタプな感じで、水を取りすぎたせいか、目が潤んで、脳も膨張した感じで、在宅勤務は涼しい部屋で汗もかかないから、ずっと水っぽい気持ち悪さが続きました。何だろこれは。


お昼は無性に冷やし中華が食べたくて、コンビニまで歩いて行って、ミニ冷やし中華を買ってきました。なぜか、酢が苦手な私が、酸っぱい汁を全部飲んでしまいました。


午後になっても気持ち悪さは抜けず、冷えた仕事部屋にいるより、暑い居間で横になりたいと思い(汗かきたかったんですね)、そちらで横になっていたのですが、午後3時くらいにマシになってきました。


おかしい。何だろこれは。
どうやら血中ナトリウム濃度が減っていたようです。塩気のあるものと言ったら、昨日から、うーん。昨晩はスイカしか食べてないから、今日のお昼のミニ冷やし中華のみです。それでも汁を飲んだっていうのは本能的に塩気が欲しかったんでしょうか。


ということで。水の一気飲みはあかんですよ~。飲むならスポーツドリンクか経口補水液を飲みましょう~。なければ自分で作りましょう~。水に砂糖と塩を溶かすだけですよ~。


という事でした。


元気になりましたので、今日も頑張ってピアノの練習しようと思います。


目覚めに幸せの音楽に包まれて起きたと書きましたが、寝起きに書き写したので、今見直してみると曲になってません。なんじゃこれは~!!全然きれいじゃないぞ、調間違ってるし。


寝起きに夢を忘れてしまうのと同じように、素晴らしいコラールに包まれて起きてきたのに、それを忘れてしまいました。一応、楽譜を分析しなおしてみますが、再構築できるか。


さて、嫌な上司の下で働くのは今日が最後です。8月1日からは、上司無しの部署に異動です。嫌な上司のいない間に皆さんにお菓子を配ろうと思います。


転職エージェントさんからも電話があって、Dr侮辱事件の顛末をお話ししました。危うく退職するところでしたと。エージェントさんは、参考になりますと言っていましたが、無事に働いていてくれることの確認でお電話くれたんですね。あと、私みたいなはぐれ研究者がいたら教えてほしいというので、研究者10年ルールの話をしてあげました。今年度で切られる人多いですから多分たくさん登録があると思いますよ~と。


ホロヴィッツのCDが2枚届いたので、週末はそれを堪能しようと思います。スクリャービンのソナタは、10番が入ってるのと、5番と3番が入っているのがあって、とてもうれしいです。10番と3番はこれからやりたいと思っていたので。5番は技術的に弾けない…。


さて塩気のあるもの食べるかな。