ひまわり畑を夢見るブログ

40歳超独身女性です。2016年1月、乳がんとの診断。でも仕事を辞められない、いったんやめたらもう戻れない研究職です。仕事と病気と本当の職である音楽とうまく付き合って必死で生きていく記録です

「真言宗系の大護摩」その実は。

誘われたんです。
先に行っておきますと、私はクリスチャンです。幼児洗礼で子供時代はちゃんと教会に通っていました。小学校時、日曜学校でいじめにあってから、教会から足が遠のいていましたが、ある時から信仰を取り戻し、結構な神秘体験を通じてキリスト教研究をし、修道院の黙想会に参加したり、神父様とイタリア巡礼の旅に行ったりするくらいの、でも毎週日曜のミサにはいかない、そういうクリスチャンです。


そして空海研究家でもあります。空海と真言密教についての知識はそれなりにあります。


で。先日職場でとっても仲良しな秘書さんに、うちの父の家は真言宗で、私は空海大好きみたいな話をしていたら、誘われたんです。「真言宗系のお寺の大護摩焚きがあるんだけど、来てみませんか?ご利益があって病気もよくなるかもしれないし。80年の大行事なの。外国人もキリスト教の人もたくさん参加しているから気軽に来てみてよ」。
私は東寺でやっているような、炎燃え盛る中に護摩符を投げ入れて祈願する護摩焚きを想像しました。真言宗はうちの父の家の宗派だし、そういう呪術的なことなら見てみたい、そんな好奇心から、そして何より秘書さんが信頼できるとてもいい人だったので、行くことにしました。
気になっていたのは「真言宗系の」という言い方。真言宗18本山ではなさそうだし、密教といってもいろいろあるし、キリスト教の教会が結構早いうちに東方教会と西方教会が別れたように、真言密教の中でも早くに分かれた宗派があるからそういう宗派かなと、むしろそれならなおさら興味あるぞと思っていってみたのです。


駅で落ち合って、バスに乗って。それでも彼女はお寺の場所とか名前をなかなか言わない。いつも流ちょうな言葉が、なかなかつっかえて出てこない。どういう由来でできたお寺なのかをそれとなく聞いたんですが、80年に一度の法要ではなく、できてから80年目の記念すべき護摩炊きなのだということを知りました。そうかー、新しい宗派のお寺なのか。と。
「で。今日行くお寺はなんて言うお寺なんですか?」
バスに乗り込み、お寺の建立のいきさつを聞いてから、ダイレクトに質問しました。


…。


そもそもついたのはお寺じゃなかったです。ものすごくきれいな会館に、ものすごく広い部屋があって、そこでプロジェクターで録画された護摩焚きの様子が放映され、皆さんと一緒にお経を読みました。


…。


帰りに一緒に食事をしてきたのですが。
その時言われたのです。
「あなたのがんは、きっと祖先の誰かの苦しみから来ている。それはあなたのカルマに組み込まれている。しかるべき霊能力者にそのカルマを断ち切ってもらい、祖先の誰かの苦しみを解いてもらえば、がんにはならない。私はいま霊能力者の修業をしているから、きっと役に立てるかもしれない」


まあ、多少スピリチュアルなことは、私はたびたび経験しているので、守護霊がどうとか、祖先がどうとか、カルマがどうとか、そういうのは否定しません。でも、人間の死にというのは、頭の中も魂も、ハードディスクの初期化のように何もなくなってしまうことだということを、父が植物人間になってしまったことによって、痛いほどわかっています。だから幽霊は信じてないですし、精霊とか天使とか聖人はあるかもしれないけど、守護霊とかご先祖様とか、信じてません。ていうか出てきてくれるなら父に化けて出てきてほしいくらいです。


ちなみに場所は立川です。若い人が多かったなあ。いや、人の信仰をあれこれいうことはしませんよ。新興宗教は素敵なものもありますから、それを信仰することを応援しますし、敬意を表しています(今日は他宗教に敬意を表して黒スーツで行きました)。それに、私は科学者ですからね、科学的に実証されていることに対する信頼をもって物事に対処していますよ。そして、こちらの弱みに付け込もうとしている人をかわす技術くらいは身に着けています。


私はたびたびスピリチュアルな経験をしていて、そこらじゅうの神父様や牧師様が話を聞きたいと問い合わせてきます。正直、眉唾物の奇跡譚を持っています。
彼女なりの親切で、私が常にがんの転移再発に恐怖しながら日々を送っていることをかわいそうだと思って、協力してくれようとしているのだと、純粋に思うのですが。


ははははは!!相手が悪かったな!


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