ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

しごとどころじゃないよやばいよやばいよ+屋根撤去

ほんとやばい、マジでヤバイ。なんとあんな簡単な3楽章が絶対間違える。速度落としても音感が身についていないから変なところおさえる。音が分かれば…そこはスクリャービンだからどうしてその音??って音がある。


4楽章はもうゆっくり弾くことにしてるんですが、とまることはあっても最後まで通ります。暗譜はできている感じです。速くはしないけれど、緩急をつけることで工夫をして、聞いていて飽きない演奏を目指しています。


今日は7時起きで、確か大工さんがくるからと早めに準備。ごみ捨てにでて、牛乳を買いに行こうとしたときに、駐車場に大工さんたち集合中。はやくないか?まだ8時前やぞ?


寂しいね、今までお世話になった屋根だからね。だいくさんも、これだけのものを取るのは大変よって言ってました。10人くらい来てました。


朝早く、仕事前に、屋根に上らせてもらい、越屋根にお清めをさせていただきました。


この越屋根は石膏とヒノキ造りで150年前のものがそのまま残っているそうです。


私はお塩をまいて、大工さんがお酒をまいてくれました。

クレーンで、もっこというやつに瓦を入れて、ダンプにざざーーっと。
意外と高くまで上げるんですね…。


ダンプでドナドナされる瓦たち。
江戸の瓦なんだそうです。このダンプ2台分くらいで。まだ1階の屋根が残っているからまた来ますって。

仕事している間に、ぽろぽろ何かが落ちてくる音がすごくしていたいのでなんだろうと思っていたら。土が落ちてきていたんです。


瓦をはがしてみたらこんな状態。今の建築では考えられない。屋根に乗って見せてもらいました。
つまりですね、昔の屋根っていうのは、木の板(お札くらい薄いもの)を木の枠にペタペタ張り付けて、その上に土を載せて、その上に瓦を置いたんだそうです。


とりあえず今日はここまでで、カバーをかぶせるんですが、カバーするにも広すぎて、布をもっこであげてました。


土の質を見てみると、多分秩父セメントと思われます。



もうこの家の様子は見られないので、身バレしないと思うから張っておきます。
私の家です。

仁右衛門じいさんと、さいまつじいさんと、私のおばあちゃんとが住んで、父が相続して、父は住まなかったので、3代住んだ150年物の邸宅です。古式ゆかしい江戸建築だそうで。


なんともね~。さみしいもんですよ。
私は子供の頃から、屋根の上には草が生えていると思っていました。
でも普通の家の屋根には草が生えないんですよね。


古民家の再生、の人たちがやってくれているんです。


寂しいけど、多分、屋根の板をはがした時が一番寂しいだろうな。


ご飯食べたらピアノ。3時間は弾ける!頑張ろう!!

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