水道屋さん+ブルックナー
お風呂の水道が壊れていて、土曜に見に来てもらいましたが、結局部品がなく、蛇口を付け替えることになりました。
5万7千円也。おお~。マジですか。
古い家の維持でお金がかかってしまいますが、新築の方が安かったのかな??
まあいいでしょう。明日修理に来るそうです。
仕事がはかどらなかったです。
昨日の夜、ブルックナーをいろいろ聴いてみて、うーん。この人ブラームスとあまり変わらない年齢なのに、どうしてこんなに弦楽器の使い方が下手なんだろうと考えてしまいました。
当時の音楽の論壇がブラームス派か、ブルックナー/ワーグナー派か、分かれていたらしいです。派閥争い的な感じですね。私は好みはブラームスとワーグナーなので、どっちもサポートしますが、ブルックナーは改めてみると、弦には優しくない。
自分のオーケストラ経験の浅い時にブルックナーをたくさんやったので、あれが管弦楽法の「弦楽器」なのだと思っていたこともありましたが、どう考えても。
弦楽器はひたすら弾きにくい(5度、7度の跳躍多すぎ)。
先が予想しにくい。
分散和音を刻みで弦楽器にやらせる。
和音展開がオルガニスト。
次々に転調するので何調を弾いているのかわからなくなる。
金管楽器木管楽器使用法=オルガン使用法。
という感じです。
ブルックナーならではの弦の使い方(トレモロ。ひたすら疲れる)、ブルックナーならではの曲の止め方(いちいち止まらんとあかんのかい!)、2小節くらいの短いフレーズのしつこいほどの繰り返し(正直飽きる)など、管弦楽技術にいろいろ近代化を持ち込んだ人ではあるのだけれど。
自分がブルックナーの何番を演奏したのかといろいろ譜面を見てましたが、オケでも、ゲネ本、リハ本で本当に一瞬だけ(1日だけ)弾いた曲もあるので、あまり覚えていない曲もありました。多分、3番4番7番8番9番を弾いています。7番と9番は何回か弾いているようです。頭で覚えているので。
お口直しに、今日一日聞いていたのは、先の展開がアホみたいにすらすら読めるモーツアルトです。
コメントに続く。