ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

気を抜いていい日?

昨日までの緊張の糸がぶちっと切れて、今日は糸の切れた凧のようにどこかに飛んで行ってしまいました。気が抜けて、ふらふらふら~~~っと。


仕事としては、昨日の私の発表にアドバイスをくれた人とメールで相談していたくらいで、一日中メール書いてましたね。パジャマ姿で。掃除もしたいし、ごみも整理したいし、いろいろやりたいことがあるんですが、もう今日はそういう日じゃなくて、発表にレッスンというダブルパンチで、一日くらい休まないとダメですね。


年取ったなあ…。昔は休む日なんてなかったんですが。
高校1年生の最初から、大学院を卒業する日まで、一日たりとも「用事のない日」がなかったのです。必ず、バイト、学校、行事、演奏会、練習、ライブ、特にバイトは一日いくつも掛け持ちしていたので、15歳からずっと土日も盆暮れもありませんでした。最初のバイトは駅のたい焼き焼きで、放課後2,3時間のバイトでした。たい焼き焼くの上手なんですよ。同時にデパートの和菓子屋さんのバイトもはじめて、土日はデパートで立ち仕事。長期休暇は全部デパートでバイト。休みなし。それが高校3年間続いて、お金をためて生活費や大学の学費を稼ぐことができました。で、大学になってもまた学校以外にバイトでデパート、出版社、祇園のお姉さん、ホテルの皿洗い、学習塾、ピアノ弾き、ヴァイオリン弾きなど、一日も「何も用事がない日」がありませんでした。学校の友達との付き合いも悪くて、バイトがあるからみんなと遊べないと言うことはたびたびありました。バイトも朝の6時から夜中の3時までやっていたので、よく働いたと思います。


でもよく学んだんですよ、大学では。うちは理科系の科目だけれど、日本の理科は4つの科目に分かれていて、2つしか選択できなかったのを、私は全部選択して、おまけに数学科の授業にも出て、日本語教育コースも取って(これは最終的に私のゼミと日本語教育のゼミの時間割が同じになったためゼミのほうを優先させた結果、日本語教師の資格は取れなかったんですが)、人の3倍くらいは勉強したつもりです。


部活も人の3倍くらいやりました。常に走ってました。あっちの部活、こっちの部活、役職にも就いたりして、オーケストラではパートリーダーをやったり、写真部では渉外をやったり、どちらの部でも後輩教育をしっかりやったり、いったいいつ寝ているんだろうと思われるくらい活動していましたね。バイトしていたのでいい楽器も買いましたし。


それが。今の怠惰な生活…信じられませんね。
厳密にいうと何も用事がない日はないんですが(土曜日が、掃除洗濯とフランス語の予習の日という意味では、この日も何も用事がないというわけではないのです)、気を抜いていい日があるというのが、若いころからしたら考えられないのです。


在宅勤務で気を抜いていい日、なんてあってはいけないんですが、今日は気を抜きました。明日からまたバリバリ働かないといけないし、土日は大掃除です。来週の水曜にエアコンの掃除が来るので、それまでに人が入れる部屋にしておかなければなりません。


夜までまったりしてピアノ練習しよう。せっかく暗譜できそうなところまで来たのだから、今月中に暗譜してしまおう。

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