ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ツイッターの使い方よくわからない+何もなし日曜

最近、ツイッターを見ることが多いのですが。といっても、NASAと音楽教室しかフォローっていうんですか、登録していないのに、面白ニュースや、動物画像などの、私が別に登録とかしていない記事が次々と流れてきます。私は「トレンド」というのを知りたいのですが、それがどこに出てくるのかわからなくて、あれこれやっているんですが…ちなみにパソコンでツイッターの画面を見ています。スマホにはツイッターは入れてません。


今日はなぜかフランス大使館からのニュースが流れてきました。
「フランス大使館にタヌキ大使が突然来館されました。居合わせた職員と #秋の味覚 や #ハロウィン からみる人間の変身技術の近年の向上、およびこれからの展望などについて意見交換されました。公邸に是非お招きしたかったのですが、タヌキ大使は良い香りの漂うキッチン付近を好まれました🎃🌰🍂」


おしゃれだなおい。てか六本木のあそこに狸いるんか?


イギリス大使館からは、30日日曜日から冬時間になるという記事が流れてきました。ああそういえばヨーロッパは夏時間と冬時間と結構面倒くさかったなあ…。


今日は何もしない一日でした。冬用のマフラーを出したりなんだりで、何かしらはしていたのですが。夜お風呂に入るのが怖いので3時ごろお風呂に入って、裏の隣組の組長さんにお香典の相場を聞きに行こうかと思っていましたが、面倒くさかったので、ご不幸のあったお宅に直接伺いました。5千円包んで。


お返しにもらったものが結構なもので。ああ5千円包んでおいてよかったとほっとしています。いつお式だったのか、どなたが亡くなられたのかとかも聞かなかったんですが。


帰ってきてシュークリームを食べてぼけらっとして。
最近ですね。ピアノを練習する気がないんです。もう練習しても弾けないからええやんって思ってしまうんです。ヴァイオリンもです。先週全然弾かなかったからモチベーションが落ちまくってしまいました。演奏会あるんですけど、どうするかな~。もう何もしたくないです。仕事もしたくない、何もしたくない。


何もしないと何もしたくなくなりますね。あーでも今日シュークリーム食べてしまったし、手も治ったから、練習始めるとしたら今日からかな。

先日の会社のパーティーでいただいたお花です。

こちらはアメリカから来た人のお土産のチョコレートなんですが、この色が、なんというか、食べてはいけない危険色。ピンクがストロベリーで、青が…何?
でもそんな手の込んだチョコレートではなくて、この色のついた丸いものはクッキーでした。だからチョコレートというよりクッキー入りチョコレートという感じでサクサク食べられておいしかったです。


今、とても悩んでいます。
「弟子から見たショパン」という本を買おうかどうか。今アマゾンのポイントアップキャンペーン中やし、買うなら今かなと思うけれど、なんと6,380円するんです。ショパンの奏法を学ぶのに6千円出すって。どうよそれは。でも勉強するのもいいですよね。フランツリストもショパンの事を書いていて、本が出版されていますが、リストはショパンとはかなり目指す方向が違うので(戦車とガラス細工の違いがある)、リストの本はいらないかなと思っている。あと、家にはジッドが書いたショパンの本があって、この人は良くショパンを理解しているとは思うけれど(ジッドもピアニストなので)、奏法の細かいことは書いていない。強く弾くなとか、ガンガン弾くなとか、そういうことは書かれているけれど、具体的な奏法の研究には適してないです。


うーん。ショパンをやるのは次はいつ頃になるだろうか。でも最近ショパンが自分には合っている気がしてきて、もっとやってみたいと思っているのですが…。次はマズルカをやりたいんですが…だったら本買うよりマズルカのエキエル版買ったほうがいい気がしますが…この際だから両方買ってしまおうかな。どうしようかな…。


ああ悩みが深くて(全然深くないじゃん、買い物しちゃえばいいじゃん!)食事がのどを通らない~。練習ができない~。


いやいや、今日こそ練習しよう。

来ないの…。

あれが。


と言われたらどっきりしてしまうかもしれませんね。


今朝起きたときに、体中の関節がギシギシ言って、起き上がれませんでした。熱は37.5℃だけどあまり熱があるようには感じられず。ただ、コロナワクチンの注射したところが腫れているというか、痛い。


副反応?それにしては軽くないか?


と思っていたら。
それだけでした。
副反応は来ませんでした。


なんだ~今日も明日も空いてしまったじゃないですか~。副反応で苦しむからと予定をあけておいたんですが、お昼ごろにはもう全然元気で、寝ていることが辛くなってきて、起きだして、掃除洗濯、日常品の入れ替えなどしておりました。


同じ隣組でご不幸があったそうで、コロナのこともあって、親族だけでお葬式を挙げたらしいんですが、今日がお葬式だったのかな?多分音は響かないと思うけれどピアノ弾いたりしてもいいものかしら。それより、ご挨拶に行くべきでしょうか。お香典持っていったほうがいいのかな…。


うちは田舎なので、隣組という制度が残っています。隣組に所属しているご家庭で何かあれば手伝いに行くという風習が残っており、お葬式の時は大体隣組の奥様方が手伝いに入ります。今回は、手紙で、ご不幸のお知らせと、家族でやりますと書かれていたので、隣組の人間が手伝いに出ることもないと思うのですが、こういう時どうするものなんだろう。


はー。結局土日暇になってしまった。副反応で苦しまなくてよかったけれど、用事がなくなってしまって、暇すぎる。今週忙しかったから、土日まとめて練習ですかね。まだ指が痛いんですけど、ヴァイオリン弾いてもいいかな?痛いけれど、ひどくはならないと医者が言っていたので、いいかな。人差し指のビブラートをかけないで練習すればいいというか、バッハは基本ヴィブラートなしなので(現代奏法ではみんなヴィブラートかけてるけど、私は、バロック奏法の細かいヴィブラートか、かけないかの方法で演奏します)、負担はそれほどないと思うのですが…。


まあとりあえず夕飯食べてから考えます。
たくさん買っておいたヨーグルトやプリンやゼリーも無駄になっちゃったなあ…ゆっくり食べますかね。


そうそう。午前中、先週のゴールデンカムイ見直してみてたんですが。鯉登少尉が父親のいる海軍ではなくて陸軍士官学校に入ったいきさつ。あれ、鶴見中尉の策略ですね。だから鯉登少年の誘拐事件も鶴見中尉が仕組んだ可能性がありますね。誘拐された鯉登少年が比較的手柔らかに扱われていたり、月島上等兵がちらっと見ていたり、尾形が「ボンボン」って言ったり、あれ全部、仕組んでるからそういう事になってるわけですね。


鶴見中尉の策略はどこまで続くんでしょうか。華麗なる変態の今後の活躍に期待!

「感応グラン=ギニョル」空木春宵

SFが読みたい2022年度版という帯のついている本で、2021年ベストSFで第3位になったSFだそうです。


私がこの本を見つけたのは、Amazonで、私の好きな昭和初期大衆文学を検索していた時、この本のレビューに、「 乱歩×橘外男×サイバーパンク×久生十蘭の不思議な世界」と書かれていて、それはSF大好きな私には面白そうな!!と思って買ってみたのです。私がよだれの出るようなラインナップ!!


いくつかの短編からできている本で、最初の「感応グラン=ギニョル」は新しい発想で、昭和初期浅草での見世物小屋の少女たち(彼女たちは何かが欠けている)と、感情のない、あらゆる人の感情の奥底を人に伝えることができる少女を利用して様々なことが起こる話で、これはまあまあ面白かった。


それ以外が、とんでもなく、痛い。女を、これほどかというほど、傷つけ、痛めつけ、焼き、はがし、とても読んでいられない。文体も定型文ばかりで、「こういう単語を使うと昭和初期大衆文学=新青年っぽく思えるだろうな」と考えてあえて使っている単語がいっぱいで、それが繰り返されているだけなので、文章での奥深さがなく、情景描写に立体感がなく、ただ痛い。苦しい。


私に痛みと苦しみを与えたという点では成功している作品ではあると思うけれど…あまつさえRampoの名前をタイトルに使うとは。しかも黒蜥蜴じゃなくて晧蜥蜴(しろとかげ)とか、オマージュなのか、パロディなのか?全然面白くなかったし全然乱歩なんか感じられなかったけど。


蛇になっていく女性の話なんかも、とても気持ち悪かった…。あと女性同士のからみがおおくて気持ち悪かった(女性同士の恋愛が気持ち悪いと思ったことはないけれど、この本で書かれている女性同士のあれこれは、とても心をえぐってくるものがあるのです)。


戦争中、隔離された女学院の生徒たち。彼女たちは生きながらにして徐々にゾンビになっていき、3年生になるころには意識ももうない状態で、手や足がもげ、肌が落ち、卒業式では全員が燃やされる、そんな世界も描かれていて。その女学校での女子生徒同士の関係と、崩れていく美について書いてくれれば、これはこれでいい作品になっただろうなと思うけれど、主人公はついにこの隔絶されてた女子学院の秘密を暴き脱出しようとする。そういうこと描くと俗っぽいというか、あの新青年の時代の作家たちが書きだした、あえて書かなかった「真実」を書いちゃうと、安っぽくなるという。あの時代の人たちは、結末を書かないことも多かった。結末への理路整然とした説明をしていたのは乱歩くらいで、後は読者の幅広い奥深い想像力によるものだったというのに。


なんだよもう本当に読んで損した。でも批判するには、きっちり読まなければ。
あのレビューさえなければ私は手にしていなかっただろうな。十蘭先生に失礼極まりない。


十蘭先生はそんなもんじゃない。あの天才にひっ迫する作家なんて今まで誰一人現れていないのだから。今後も、きっと現れないと思う。ヨーロッパの空気と、博物学的な知識がないと、十蘭先生の文章は書けないんです。


という、怒りの読書感想文でした。この本もブックオフ行きですね。ためておくと時間がたってしまうから、1冊だけ持っていってもいいですかね。


今は虫太郎を読んでいます。落ち着く~。楽しい~。もののあはれ…そして、好奇心と根性の日本人。こういう作品が好きなのです。


以上。