ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

あたおかワンダーランド

昨晩、Blog書いた後に30分くらい練習してました。10時過ぎてましたね。
そしたら今まで事故の多かったパッセージがスラスラできるようになって。私って天才かも!!


で、500mlビール飲んで寝たんですが、2時に起きてしまい、そこから500mlビールもう一本。


朝起きたら、だるさで起きられない。
もう重力の馬鹿野郎って感じで足も腕も上がらない。とりあえず朝ごはん食べて、そのままひっくり返って寝てしまった…。


あかん~スタジオ予約してあるんや~。代々木に11時や~~。


死にそうな体を引きずって、楽譜用意して、衣装きて、帽子かぶって手袋して、1500円の栄養ドリンク飲んで、でも今日は即効性がなかった…仕方ないのでタクシーかと思っていたけれど、根性で自転車に乗った。


いつもは風よりも早く自転車をかっ飛ばすんだけど、今日はふらふら~。いつも5分で行けるのに、駅まで10分くらいかかってしまいました。


電車で寝る。眠れないけどダラーっとしてました。
乗り換えて代々木。コンビニでヘパリーゼとゼリー飲料買って、スタジオ滑り込み。30分ほどピアノの下で横になっていました。


ここのスタジオのピアノはC3Xで割と音がいいんですが、調律後に行くと当たりです。今日はあまり当たりじゃなかった。ああそういえば!!!メトロノーム忘れてきた!!


寝っ転がりながら、スマホにメトロノームをダウンロード。というのは最初にひくラフマニノフのテンポがかなり変わったので、会場の、準備の段階から、そのテンポ刻んでおこうと思っていたのです。スマホあってよかった…。でも音消してメトロノームできないのね。


会場に1時間ほど早く到着したので、サンドイッチでお昼~。本でも読んでよう、と思ったのですが目が疲れるのでやめて、寝てました。
受け付け始まりますよーというのでいって受付、会場入り。今日は10人受験。


舞台の出入りのリハーサルがあって、その時に楽器と鍵盤の状態を確認。やった、黒鍵が黒檀調じゃない!黒檀調だとするするするんですよね、楽器はヤマハのCFX、最高機種です。期待。


私は最後の方の出番だったので、ずっと聞いてました。
課題曲でラフマニノフを選ぶ人が多くて、なんと私の直前の人は、課題曲ではなくて、最後にひく自由曲にラフマニノフの私が弾く曲を持ってきた。えええええ!!!うまい人の演奏聞いた後に私緊張して弾けないよ~~~。


と思っていたら、なんだかいろいろあって、本番は、いつも外さないところでミスはしたけれど、何とか出来た感じ。


シューマン=リスト「献呈」は後半の一番盛り上がるところの低いミ♭を外してレになってしまい、弾きなおししてしまった…あかんもう落ちた…。でもね、「献呈」を私ほどエレガントに素敵に弾く人いないと思うのよ。だから、何とか、講評が聞きたい。


全員終わり、審査員2名(音大の先生)が好評を書いてまとめている間、我々出演者はロビー待ち。去年は落ちたと思ったから帰ってきちゃったけど、今日は、「献呈」の出来が知りたかったから、落ちてもいいから、待つことにした。


試験の結果から逃げないくらい、大人になれた。


5時過ぎくらいに結果が出て、各自に封筒を配られる。
てこずったのはラフマニノフで、多分圧倒的にラフマニノフを練習していた。でも「献呈」は練習時間少なかったけれど、自分なりの工夫をかなりしていて、弾いていて思わず引き込まれちゃうほど素敵な演奏だったんです。打鍵の速さ、音のつながりなどすごい工夫で来てたと思います。でも後半弾きなおししたからこれはアウトかなと思ったら、いい評価でした。


まあ、そういうわけでコンサートグレード上級合格、これですべての上級を取ったので、次はディプロムです。


「献呈」はまたどこかで弾きたいですね。楽曲の解析や、奏法の工夫というのを自分なりに頑張った。いつもは大体先生に指摘されてなおすんだけど、あまり先生の力を借りず、そして楽譜に書かれている小さな指示に従わず(ようわからんリタルダンドとか、ようわからんラレンタンドとか)、自分が歌ったらこうなる、という音楽を作ったので、それはそれで満足です。「献呈」はもとはシューマンの作ったテノール?の歌曲です。


幸先いい10月。
12月に演奏会でラフマニノフ弾きます。今回やったやつと、もう一曲やる予定。ヴァイオリンも弾くからあまり難しいのはやらないつもりです。


ヴァイオリンやるんか…ヴィオラでもいいけど、何やろうか決めてないんですよね。何がいいですかね。10分以内で、聞きたい曲あればやりますよ。


ヴァイオリンだったら、みしみしか、喜び悲しみ、ヴィオラだったら、べとべんのチェロソナタ3番か、ブラームスのチェロソナタ1番。まずはピアニストを見つけてから。


今日はゆっくり休んで、シャインマスカットばくばくたべて、ゆったりします。


お金かけただけあったね、いろんな先生に見てもらって、私はもう一段うまくなれた。何歳になっても挑戦は続けていきたいです。


それでは。

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