ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

やってしまった…!!うおおおどうしようううう!!

今日は輸入ピアノの展示会がありました。近所のピアノ屋さんで、前に行ったときには見られなかったベーゼンドルファー(墺)とプレイエル(仏)とベヒシュタイン(独)のピアノを見に行ってきました。


店長と担当さんと技術者さんの3人が私につきっきりで、私のへたくそな試奏を聞いていてくれました。それぞれピアノには特徴があって、最初に触ったプレイエルは、あたらしい(2006年)ものだったので、昔の音の輪郭がはっきりしないぼやけたプレイエルとは違って平均的によいピアノでした。逆に私は昔のぼやけたプレイエルのピアノのほうが好きなんですけど、でも2006年製で300万とはお買い得!調整もしっかりしているし、超気に入りました。買いたいです!!欲しいです!!


ベヒシュタインは、とてもよかった。真ん中から右側の中高音の色合いが、さすがベヒシュタインという感じで、淡い色合いを出すのにとても似合っているピアノでした。これも欲しい~だが600万。


今度はベーゼンを見せてもらいました。中古と新品とがあって、私はベーゼンはアップライトピアノは好きだけど、グランドはあまり好きじゃないなと思いました。低音が、ぐわんぐわん響くのです。メロディーを弾く中高音が弱いです。正統派で、優等生で、いい素材を使っているのはわかるのですが、ベーゼンドルファーは買わないな。音色もなんだかドイツドイツしてて好きじゃないです。中古が500万の、新品が700万。
それからザウター(独)も触らせてもらいました。姉がザウターのグランドを持っているので、音質はよく知っています。が、あたらしいのでやっぱり新しい音がします。ポロンポロンというピアノらしい音がこぼれるのがザウターです。500万。でもプレイエルのピアノのほうが上でした。
そして最後にスタインウェイを弾かせてもらいました。1976年製。770万。これがあまりよくなかった。このお店に置いてある別のスタインウェイのほうがずっと良い感じだった。
調整の担当の方が登場し、ベーゼンもスタインウェイも、部品を直接本社から買って調整しているから、中身は本物ですとのお墨付きをいただきました。いただいても…。まあ、信頼できる店であるということは分かりました。


この辺りまで来て、私の金銭感覚は崩壊していました。
いや~、預金崩せばどれも買えるんですけどね、そうしたら埼玉の家の修繕費がなくなるわけですよ。だから一人では決められない。だけど、300万が安いと思ってしまったりして、明日のピアノ展示会ではどうなることやら…。


店長と、担当と、技師さんに囲まれて、さあどうするとなりましたが、預金通帳と相談してきますと言って逃げました。


同じ店舗内にヴァイオリン関係のコーナーがあって、そこにヴィオラの弓を見せてほしいと言ってあったので見てきました。20~30の予算で見せてくださいと。見せてくださいと。あくまで見せてくださいと。買いますとは言ってません。大したことないだろうと思っていたので、市場調査だけして、気に入ったのがありませんと言って帰って来ようと思っていたのですが、先ほど崩壊した金銭感覚のせいか、あっけなく1本お買い上げ~!!買わないって言ったじゃん!一井さんところに行くって言ったじゃん!なんでよ!


ああ~~買っちゃった~~。
音楽教室の会員割引で3万くらい引いてくれましたが…。一番欲しかったスイスのフィンケルの弓は、触らせてもらった時も一番しっくりくる素晴らしい弓だったのですが、32万で予算オーバー(割り引いてくれたら30にはおさまったけれど)。ドイツ弓のヴァンカが73グラムで一番重くて素敵な音が出たので、店員さんにも弾いてもらって、それに決定。20万を値引きしてもらって18万7千円。


ああ~~なんという衝動買い!
もう私はだめかもしれない。
衝動買いという病気で命がないかもしれない。
先月電子ピアノ買っちゃったばかりでしょう??


おかんに怒られる~。もう楽器は買わないって言ったのに。
でも利用できるものは利用しないとですね、音楽教室の割引があるならば、そこで買うのも悪い選択じゃない。一井さんの所にも多分ヴァンカもフィンケルもあると思うけれど、多分4割引きくらいで売ってると思うけれど(20万だったら12万くらいで売ってる?)、今回はお世話になっている音楽教室を経営している楽器店さんに投資です。


しかし。
実物を目の前にすると、ダメですね、弱いですね。ヴィオラの弓の試奏の時も、店員さんが聞いていてくれて、「この弓すごくきれいな音が出ていますよ」と言ったのを買ってしまいました。私は店員さんに勧められると弱いんです。洋服でもなんでも。多分在庫あまり品だったのかもしれないと今は思うんですが、その場ではなかなかそういう考えが起こらないので、勧められるままに買ってしまいます。


もう今後は、食事以外の買い物には出ません。スーパーとコンビニだけです。


はああああああああああ。買っちゃったよ…。
まあ、いずれは必要になるから、いずれは買わないといけないとは思っていましたが、そのいずれが今日になるなんて。たいてい、弓の毛替えをしている間に練習するためにサブの弓が必要なのですが、私、練習しないから、本当はサブの弓なんて今必要なかったんです。


発想を転換しよう。
今日のヴィオラの弓は、私の誕生日プレゼントということで。うん。それがいい。それで11月の演奏会に出ることにしよう。
うちの弓の中では、ドイツっ子は今日買ったヴァンカだけです。ほかはすべてフレンチなので、ドイツ物はまた新しく感じます。メインの軽いフレンチと、重量級ドイツ君と、使い分けていけたらいいなあ。
年に数回しか弾かないヴィオラのために20万近く散財…これではいけませんね、何かヴィオラを継続的に弾き続ける音楽活動をしなければ。まあそれにはお金がかかるんですけども。


というわけで、大きな衝動買いをしてしまった今日を大変反省し(実はお財布忘れて行ったのでまだ品物は受け取ってないしお金も払ってません)、衝動買いはもうしません。ピアノを衝動買いしそうになっている今日この頃ですが…明日のピアノ展示会は危険です、買わないで見るだけ、絶対見るだけ!

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