ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

志村けんさん

ぶはー。
禁止していたけれど、ビール飲んでます。
飲まずにいられますか。


志村けんさんが亡くなられた。
あんなに元気だったのに。
若いころはちょっと苦手だったけれど、動物番組を見てすごく好きになって、いいおじいちゃんになるんだろうなと思っていたのに。何となくうちの父に似てきて、ああ父が生きていたらあんな感じなんだろうなあと思って見ていたのに。


コロナウイルスが憎い。
この東京での流行が憎い。
もっと早く手を打てたのではないか。
志村けんさんほどの人であれば最高の医療をうけられたはず。なのに亡くなるなんて。


伝染病患者の最後はご存知ですか?臨終の場には家族も付き添えないのですよ。良くて、ガラスの向こうから見ているだけ。そして、葬儀も行われません。直葬です。そのまま火葬場に運ばれます。棺桶に入れるところも見られません。ご遺族がご本人と再会できるのは、骨になってからです。亡くなった安らかなお顔も、ご家族は見ることができないのです。もちろん、ドリフターズの方々も。


朝のニュースから、私は一日涙目で仕事していました。いや、仕事になりませんでした。
上司にどうしたのって言われましたが、芸能人のことで悲しんでいるなんて言えるわけもなく。
家に帰ってきて、すぐシャワーを浴びて、卵ゆでて、涙のビールの現在です。


神様は、酷なことをなさる。まだまだこれから未来があった人を、どうして神の国に迎えてしまうんだろうか。まだ、私たちに彼から与えられるものは多かったはず。彼のできたことは多かったはず。たくさんの人を救えたはず。


こんなに悲しいことはありません。
明日があったからこそ、なお悲しい。未来があったからこそ、一層悲しい。
神様は一体どういう心づもりで、あんな重要な、日本にとって大切な人を召されたのか。本当に酷なことをなさる。


我々一人一人が気を付けて、感染源にならない、感染しない、これ以上患者を増やさない、できる努力は、何でもやりましょう。


天才がまた一人行ってしまいましたね。
どうか神の国に、迎えられますように。あちらで長さんにあって、楽しくやっていますように。


本当にありがとうございました。どうか安らかに。

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