偏りのあるフランス文学愛好家
私がまさにそうなので、「フランス文学好きなんですよね?」と問われたとき、どういうのが好きなのかと聞かれたら、答えられない…。まず、私の好きな作家を知らない人なら知らない。知ってる人なら、変態扱いされる。なので、無難に「カミュとか、コクトーとか、モーパッサンの短編とか大好きです、あと、三銃士は最高ですよねー」などと答えておく。結構時代的にも作風的にもまとまりがないですが、幅広く好きです。
古い時代のフランス文学って実は読んだことがなくて、モーパッサンがせいぜいで、モームの書いた世界十大小説に名を連ねている作品はノータッチでした。
なので、これから病院の待ち時間なども増えるだろうと思い、「赤と黒」「ゴリオ爺さん」を買ってまいりました。赤と黒は最初のほうをフランス語で読んだことがあるのですが、長いので最後まで読まずにいました。両方とも写実主義に分類されていて時代も似ています。
さてこれから頑張って読みましょう。と買ってから思った。
今の私には本を読む能力がない。一行読んで理解するのに5分くらいかかる。ちゃんとした文章でそのくらいかかるのだから、とうてい読書なんかできない。漫画ですら危ないのに。アニメだって流れていくから聞き逃しが多くて理解できないというのに。
ケモブレインめ!
治るんですかね、ケモブレイン。
とりあえず買ってしまったので、頑張って持ち歩こうと思います。
ちなみに、20世紀の十大小説というのもあるのですが、こちらには、「ユリシーズ」と「失われた時を求めて」がラインナップされています。私のペースでは何年かかるか。
いつか読みたいとは思うけれどたくさん時間ができたときですかね。まあでも読書好きとしては一通り世界的に有名な本は読んでおきたいものです。
ケモブレインがよくなって読書できるようになりますよう応援してください!!