ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

すごい頑張った。

ビジネスレポートって書いたことがないんですが。
ダメな方の上司から、自分はタッチしないから好きに書いてみんなに送ってと言われてしまい、見てくれないのかと…まあこの年齢で添削してもらうのもなんですけど(ていうかダメな方の上司は、私が英語で書いて送ったので、読めなかったと見える)、一人で頑張ってまずはビジネスレポートの書き方から調べました。


サイエンスレポートとは違って、短く簡潔に、言いたいことがすぐわかるようなレポートがいいらしいです。サイエンスレポートでも基本そうですが、サイエンスレポートはエビデンスが必要で、必然的に長くなります。ビジネスレポートは、個人の主観が入ってもいいんだそうです。へえー。主語に私とか使っていいみたいです。


なるほど。ということで主観バリバリに入れて、3ページくらいの英文レポートを午後の2時くらいから書き始めました。


初めてビジネスレポートを書くので、いい人の方の上司に添削をお願いして、仕事おしまい。明日は出勤です。いろいろ準備しなきゃ。


昨日は全く体調が思わしくなく、夕食後トマトでお腹いっぱいになったまま、冷房のない部屋でごろ寝してたら夜になって、寝てしまいました。少し緊張感が薄れてきたので、うつらうつらもできるんですよね。
でも今日はしっかりそうめん作って、大好きないんげんゆでたのを食べて、栄養付けて、明日の出勤日に挑もうと思います。


ああ明後日は庭を潜り抜けて畑に到達して何とかしなければ。そろそろいろいろ収穫しないと。もうプチトマト破裂してるかな。遠いんだよね畑が。


というわけで夕飯食べてきます~。
今日こそはピアノの練習するぞ。

振り切った!何とかなりそうかも。

今朝あかんほうの上司からメールが入っていて、金曜日の研究発表の準備もしておくようにと指示があって、ひっくり返りました。殴られた感じ。しばらく呼吸とまりました。
どこまで私を追い詰めたら気が済むんだろう。こんなに命令通りに言われた仕事やってて「なんの仕事やってるのかわかりません」て、毎日私が提出しているレポートや資料は仕事じゃないってか?そりゃメインの仕事やれてないけど、そんなにいろいろ頼んで来たら無理、何時間あっても足りない。私を仕事で殺す気か!目的も知らせず、これをやれ、あれをやれと。嫌がらせでやらせてるとしか思えないです。私の成果にならないものを次から次へ命令してくる。


発表はどうしても無理、休職考えてるくらい辛いのに無理といって拒否しました。


人事の人もいろいろ考えてくれていて、8月1日から異動の方向で調整中だそうです。もう前倒しで勤怠管理も移動先の部署でやってくれるそうです。あかんほうの上司ももう嫌気がさしたんでしょうね。私だっていやですよ。とんでもない侮辱した人と、お付き合いはしたくないです。いまだに名誉棄損のあとは残されていますからね、今からでも十分告訴できますよ。いつでも告訴できる状態。はよ消せよ。


部署は変わるけれど、仕事上では付き合いが続くのが嫌で。まあ、今までみたいに管理されないから、そこは楽にはなるけれど。仕事も自分で進めないといけないんだろうなと思っています。どうなっちゃうんだろう。
水曜に人事といい人の方の上司と食事しますが、その時に聞いてみようと思います。


でも発表がなくなっただけでも気持ちが楽です。ああでも明日までに英語でレポート書かないと。3ページくらいしか書いてないんですが、それでも何時間もかかってるんですよ。調査に時間がかかってるんですよ。


そんなことは露知らずでしょうな。私が頑張っても頑張っても、仕事してないってみなされるんだから、やってられないですよ。


まあいい、今週乗り切ればおしまいだから。
休職するとしたら今週中に病院に行っておきたいけれど、様子見ますかね。水曜に相談しに行って、木曜か金曜に病院に行けばいいかな。


お昼食べられなかったから頑張って食べようと思ったら食欲がなくて、夕飯はトマト1個。そろそろ畑もたくさんプチトマトができているころだろうけれど、仕事が忙しくて家の裏にある畑に行けないです。収穫しないと。ナスも収穫しないと。ブルーベリーも収穫しないと。畑まで行けない…庭が草ぼうぼうで、多分庭に出たら遭難する。その向こうに畑だからそこまでたどり着かないんです。


トマト1個でもお腹いっぱいだ…。
お腹苦しい…。


汗かかないから不思議だ…。31度なんですが、平気ですからね…。夏の初めには28度で熱中症っぽかったのに、今はもう31度でも平気です。汗かかないです。


いろいろマヒしてるな。

「いちばんわかりやすい北欧神話」杉原梨江子

北欧神話はラグナロクとかオーディーンくらいしか聞いたことがなかったので、簡単な入門書を読んでみようと、一番わかりやすいシリーズで買ってみました。


私のイメージでは、北欧神話世界には、いっぱい神様がいて、巨人族がいて、人間もいて、そんな多神教的世界で、戦いを好み、戦って死んだらヴァルハラへ行けるというイメージ。ラグナロクで主な神様や巨人がみんな滅んでしまうという壮大なストーリー。


神族や巨人族の系譜が添付されていたりして、面白く読めそう。と思って手に取りました。本の構成が面白かったです。最初に序章で北欧神話とは何かということに触れられていて、いつ頃成立したか(いわゆる神話の中では世界で一番新しいんじゃないか?)、木の崇拝、世界の始まりから世界の終りまで、滅びの美学について書かれていて、今まで私が持っていた北欧神話のぼんやりとしたイメージがここでもうちょっと形になってきます。


エッダやサガというのが、北欧神話を伝える物語になっています。エッダは12世紀ごろに成立したもので、それまでの口承伝説を書き表したものですが、さてではその言い伝えはいつ頃成立したのか、よくわかりません。サガはいろいろありますね。北欧神話は、アイスランド人のサガや伝説的サガの中に伝わっています。


最初の章は北欧神話の世界観についてです。最初、何もないところから、ユミルという巨人が発生し、それがバラバラになることで天地創造が行われるようです。例えばバラバラになったユミルの頭蓋が天蓋(天空)になったり、大地はユミルの肉から作られたりするのだそうです。
そんな世界の真ん中には一本の木が立っていて、それを宇宙樹ユグドラシルと言います。地上には巨人族の住処、神族の住処、人間の住処などがあります。神族はアースガルというちょっと高いところに住んでいて人間を見下ろしているようです。
こんな風に、9つの世界が宇宙樹のもとにあるのですが、死の国や火の国などもあります。


有名な神様オーディンなどはどこから来たんでしょう。巨人族はユミルの足を交差させると生まれたとありますが、オーディン達アース親族はどうやら氷から生まれているみたいです。オーディンは3人兄弟で、この3人が世界を作っていくというか、世界の秩序を作っていきます。ユミルを殺して世界を作ります。それが一番の大きな仕事。この3兄弟は木から人間も作っています。男女で違う木から作られてますね。


まあ、そんな感じで世界ができて、人間も作られ、神族も巨人族も、戦ったりしながら、生きていくんですが、ある日アース神滅亡の予言を受け、ついに光の神バルドルが巨人族のロキによって殺されてしまいます。そうして最終戦争。ラグナロクと言われています。時には神々の黄昏とも呼ばれています。ばーっと戦争が怒るんじゃなくて、光がなくなって、寒く冷たい日々が続き、イライラが募って戦いを始めるようになったみたいですね。


で、この戦いで、ほとんどの神様や巨人が死んでしまいます。
北欧神話で活躍するオーディンやロキや、フレイヤやフレイなども皆死んでしまいます。これが世界の滅亡です。


ですが実は続きがあります。すごい長い時間がたった後、沈んだはずの大地が海の中から浮かび上がってきて、木々が茂る大地になり、穀物も実っていたそうです。オーディンの息子がラグナロクで生き残っており彼らはその世界で暮らします。また、死んでしまった光の神バルドルはよみがえってまた地上を照らすようになります。
人間たちも滅びてしまったはずですが、一組の男女が木の間で露をすすって生き延びていたそうです。ここから人間も発展していくんだそうです。


この後に、北欧神話の登場人物であるアース神族、ヴァン神族、巨人族の主要な人?物の紹介があります。このために非常に北欧神話が砕けてわかりやすくなりました。
この後に、いろいろな説話、伝わっている伝説などがあって、北欧の神様の生き生きとした人間的な様子が伝わってきます。他の古い神話と比べると、神様たちの道徳心が高く、しっかりしている神様ばかりですが、人間的で、喧嘩もするし、一目ぼれもするし、女装もします。男女の神様がいますがなんで女装?まあこのあたりも面白い話なのですが。


そのあとに北欧神話の文化が紹介され、ルーン文字が紹介されていました。聞いてはいましたが、こういうものだったのかというのは初めて知りました。やっぱり海洋民族っぽい伝統が色濃く出ていますね。ヴァイキングたちが使っていたんだそうです。ちなみに、近代になるとヴァイキングはフランス語をしゃべるようになるんですが。
巨人の持っているツールの紹介もあり、最後の章はラグナロクの事です。世の終わりを書いたけれど、これは、すでに起こったのか、これから起こるのか、今起こっているのか、それはわからないんだそうです。だから、神話の中で人間が出てきても、その人間と北欧人のつながりがよくわからないのです。


私は、今まで、ラグナロクで生き残った人間が、北欧人の祖先と思っていましたが、そうでもないみたいです。まだラグナロクは来ていないのかもしれないのです。人間がこうやって生きている上の世界で、神様は戦ったりして、戦いで死ぬとヴァルハラという館に魂の半分が到達してそこでまた戦うんだそうです。なんだか不思議な世界ですね。


ということでとってもわかりやすく、生き生きとした北欧の神様の世界を見せていただきました。グレンベックの本を読もうかと思っていたのですが、大体この本で分かっていれば、グレンベックの本を読んでもよく理解できるでしょう。


次はイタリア文学です。