朝起きたばかりって体があったかい？のかな、あまり寒さを感じませんが。
今日も寒くなかった。居間の温度6度。これは多分寒いんだと思います。でも、血液がぞわぞわしていて、寒くなかったんです。

ご飯食べてすぐ仕事。
血液ぞわぞわ感が…。こう、じっとしてられないんですね。

しばらく横になったりいろいろ工夫してみましたが、今日はおやつまでにペットボトルを4本も飲んでしまったし、手足の先がピリピリする。水分取りすぎるとこうなるんですけどね。ちょっと水飲みすぎたかな、なんか血液ぞわぞわ感を緩和するために、水を飲みたかったんです。

夕方になっても収まらず。塩が足りないのか？
夕飯は毎日の習慣の煮込みうどん。
ミカンもたべて完璧。地面に座ってるとぞわぞわしないです。

おかしいなあ～。
明日は、今年初めての出勤です。頑張らなければ。

昨日は8時過ぎからピアノを始めて、新しく買った楽譜を次々処理。なんか弾きやすい～初見で行ける～なんか楽しい～。
最近私が見てるメインの曲や次の試験の曲、この前まで見ていた曲はみんな難し曲だったんだと認識。

グリーグとかすごいいいですよ。短いし、音符大きいし（難しい曲ほど音符が小さくなるんです）。
たのし～って結局自分の持ち曲練習できなかったんですが。週末レッスンで、なんとしても今週中に暗譜したい曲があったんです。

あと、今日はショパンのソナタを買ってしまいました。これでショパンソナタ4冊あるんですね。なんでかっていうと、今ショパンコンクールで推薦されているのがエキエル版という、結構最近出てきた、ショパンの書いた楽譜そのまま＋エキエルという学者の指使いや解釈などが注釈になっている基本となる版があるのです。みんなショパン弾くときはそれをもとに演奏しています。
でも私が今やっている曲のエキエル版には、あまり表現の指示が書かれていない。
ショパンはほかのロマン派やドイツの音楽とは異なり、音が昇っていくからと言ってフォルテにしたりしない。それから、いわゆる音楽修辞法というのが当てはまらない。ショパンは独自の語法で書いているので、楽譜からはなかなかわからない。
それをいいように解釈して豪華なショパンにしてしまったのがパデレフスキ版。日本の出版社のほとんどはこのパデレフスキ版をもとにしています。そしてエキエルの前は、ショパンコンクールの推薦はパデレフスキ版でした。
というのでパデレフスキ版を買ったのです。
今日はそれを研究してみようかなと思うんですよ。

この表現は絶対フォルテじゃない、ショパンはそんな演奏しない、って思っている箇所があって、そこをどうするか。試験だから、あまりショパンのやりたかったことと違うことをやると減点になる。
ちゃんとした研究の裏付けが必要。もちろん試験の審査をする人は、パデレフスキ版もエキエル版も知っている。さらに、特殊な解釈というか、フランス伝統の解釈として、コルトー版というのがある。コルトー版はわりとショパンオタク的な感じでマニアックなんですが、この解釈が、なかなかフランス的で、フランスにいたときにはこれを使っている先生も多かった。
これに加えて日本の出版社と、次のレッスン、週末までにはこれらの違いをちゃんと明確にして、自分の弾きたい音楽の裏付けにしようと思っています。

ペトルッチでも楽譜ダウンロードできますが、間違ってるのが多いので、参考にはするけれど、裏付けにまではできないんですよね…。

そういうわけで、ピアノ曲を1曲弾くのでも、かなり研究はするものです。弾いていて、ここの指示記号はおかしいな、と思うところは、必ず確認します。今まではヤマハに行って楽譜をチラ見してましたが、やっぱり覚えていられないし、それぞれの版にはそれぞれの良さがあるので、ちゃんと勉強してみたい、試験ならなおさらです。

というのでいっぱい楽譜読んで研究する、それが私のやり方です。

バッハもそうなんですけど、私は原典版主義で、いらないスラーとか、いらない強弱記号とか、書いてある版は使いません。指も書いてない方がいいです。
書いてあった方が初見できるからいいんですが、バッハは何も書かなかったんだから。

で、そういう、どう弾けばいいとか、どういうニュアンス、っていうのは、書いて残すことができないから、ピアノを習うことで、その先生の先生や、もっと昔の先生から伝わったものを知るんです。

ピアノを習うというのは、茶道や華道、武術と同じで、書いて伝わらないものを伝えるためにあるし、伝統と歴史があるためにそれを守る学問でもあるんです。

個人的な解釈で楽譜も読めない人が、好みで曲が好きというのは何の問題でもないんですが、こういったことを知らずに、素人評論をしているのを見ると、ねえ・・。恥ずかしい。

好き嫌いはだれにも文句が言えません。でも、評論は、わかる人じゃないとしてはいけないと思っています。

さーて今日はパデレフスキ版見ます。それでは行ってきます。