ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

久しぶりにのんびりした~。

先週の土曜は、調子を崩していて寝込んでいて、のんびりも何もできなかったし、その前はピアノを見に行ったりして忙しかったし(弓を衝動買いしてしまったのでした)、ということで今日は久しぶりに朝、できるだけ長く布団に挟まっておりました。10時くらいに起きてきて、ネットでいろいろやっていて、お昼を食べてから、久しぶりに体を動かすかと思い立って、ジャージに着替えてウォーキングに行ってきました。1時間ほど、速歩で近所の大学の真ん中を突っ切る道路を歩いてきました。


ジャージで出かけるってどうなんでしょう。
ランニングの人が結構いて、そういう人はスポーツウェア着てましたが、ジャージってどうよ。ジャージでお出かけ?50にちかいおばはんが、ジャージでお出かけ??


うーん。やはり秋用の普段着を買った方がいいのかな。まだバーゲンとか始まらないので、安くは買えないんですが、明日の帰りにちょっとウォーキングできそうな服を買いますかね。


午後は、「アルテ」という漫画を読んでいました。すごい面白いです。無料で読めるのが4巻までだったのでそこまでしか読んでませんが。前向きで、ひたむきで、絶対に折れないアルテという主人公が、素敵でした。舞台は中世ルネサンス前くらい、画家になるには工房に入って親方について技術を学ぶ、というしきたりの中で、男にしか門戸を開いていなかった工房に、アルテという女性が、画家を目指して入り込んで、認められていくお話です。どんな苦境にも負けない、強い精神力で、男社会で奮闘して、周りに認められていきます。


私の周りも圧倒的に男性社会で、女性はまだまだ少ないですね。私の友達には南極の越冬隊なんかに行っているくらいの素晴らしい女性もいますが、学者仲間は圧倒的に男性が多いです。
男ばかりの世界で、私は結構楽でした。大体学者を目指そうなんて男性は、社会的にちょっとはずれているんですね、だから何も考えてないか、ものっそ単純、そういう人の間で自分はうまくやってきたと思います。女性だから得したということはありますが、損したことは、ほとんどありません。
アルテに比べたら、私など圧倒的に恵まれていると思うのですが、アルテ並みに男性社会の中で、というより学歴社会の中で苦労した経験はあります。絶対に折れてなるものかと言い聞かせながら、ワンピースを読んで、「ひるむな、恐れるな、折れるな」と毎日口にしながら自転車を走らせていた時期もありました。ネガティブなことを言われたら、それを超えることをすればいいね!ってすぐ考えられる前向きさを持っているので、苦しかったけれど、何とか乗り越えてくることができていました。


でもね、限度がありますよ。精神的に壊れてしまうこともありました。その原因って、男性側の嫉妬なんですよね。女性の嫉妬なんてかわいいかわいい、男性の嫉妬の深さと意地の悪さは本当に恐ろしいですよ。しょうもない。人をつぶすまで手を抜かない。つぶすことを明確な目的として接してくるから、逃げ場がなくなってしまい、予定通りつぶされてしまうのです。結局、追放され、国内にいられなくなって海外に出てしまった過去があるので、学会で派手なことはできない身分になってしまいましたが、そのころ責任者だった世代がどんどん定年になっているので、活躍しようと思えばこれからまだできるかもしれませんね。


今私は停滞したり何もできなくなったり在宅勤務日はのんびりしちゃったりしているけれど、ちょっとアルテを見習って、どんな時も好きなことに対してまっすぐでいられるよう、いつでも音楽のことを考えていられるよう(研究じゃないんかい!)、努力しないとなあと思いました。


「アルテ」はアニメにもなっているらしいですが、アマゾンプライムでは見られないみたいです。アニメで動く映像も見たいですね。


アルテに負けないでいい音楽作ろう。さて、今から練習してきます。プロとして恥ずかしくない音をお届けできるよう、1か月弱ですが、頑張ります。


皆さまには素敵な日曜日が訪れますように。

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