ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ゆったり日曜日+パリの夕立の思い出

よく眠れなくて、また夜中3時に起きてしまい、眠れなかったので夜中ビールをしてしまいました。結果的に5時に起きてもちょっと酔っ払っている状態で、この状態で走りに行くのは無理としても、最近体を動かしていないので、太る一方だからと思って、1時間ほどウォーキングに行ってきました。


朝6時台でも結構な暑さでした。いつも長袖の上着を着ていくのですが、もうTシャツ一枚で大丈夫ですね。走っている人結構いましたが、皆さんTシャツ一枚でした。


ところで先ほど雨風がすごくて雷もすごくて先ほど停電したのですが(3分ほどで復電しました)、停電時用に携帯ラジオを持っておくことは大事かもしれませんね。実家にたくさんラジオがあるのに持ってこなかったのはちょっともったいなかったかな。


雨が玄関にばらばらっと当たってすごい音を立てていたかと思うと、今度は逆の方向、部屋の窓ガラスを雨がたたきます。ゲリラ雷雨ではありますが、東京のゲリラ雷雨は時間的空間的にも関西やその他の地方に比べると大きいのです。やっぱり関東平野の広さがあるので、その分断熱塊の大きさも空間的に大きく、水蒸気の上昇流のできる場所も広いので雨雲を広い範囲で作りやすいんですね。


パリにいたときも、しょっちゅうゲリラ雷雨がありました。パリは平らで海から離れているのに、熱供給減はあるにしても、水蒸気供給源がないのです。なのに、すごい雷雨が結構ありました。雨が降ることは少ないのですが、雷がすごかったですね。私は塵が原因ではないかと思っているのですが、どうなんでしょう。フランス文学を読んでいても雷雨のシーンって出てこないので、最近のことなのかもしれません。


パリにいたとき、大雨で、すごい雷雨の中を、大家さんと二人でロンシャン競馬場に行ったことがあります。大家さんは途中で引き返したいようでしたが、武豊選手が騎乗するので、私は絶対見に行きたかったのです。それにこれはゲリラ雷雨(当時はそういう言葉はなかったのですが)だとわかっていたので、じきに止むだろうと思っていました。私たちはパリの右端に住んでいて、ロンシャンはパリの左端にあります。パリの下の方を通ってぐるっとめぐるバスに乗って競馬場に行きました。ついたときにはすっかり晴れていて、皆さん色とりどりの帽子をつけて入場していました(パリの競馬場は帽子をかぶっていれば入場無料なのです)。
その前日ちょっと恥ずかしい思いをしたのですが…競馬を見に行くと言って、大家さんが前日に部屋に呼んでくれて、何かと思ったら、「帽子を選んであげる」というのです。とてもうれしくて、大家さんのたくさんの華やかな帽子コレクションから、どれにしようかなと、あれこれ手に取ってみたのですが、なんと、大家さんは頭が小さくて、私の頭は大きくて、どれも入らず…。「あなた頭大きいのね、そうは見えないけれど」と。私、頭大きいんだ…。ショック。仕方なしに、旦那さんの遺品のハンチングを借りることになりました。


ロンシャンで武豊選手の写真を撮ろうとしたらものすごい人で(2割くらい日本人でした)飛びあがって撮影した写真があります。ボケててわからないかも。一位はとれなかったけれど結構いい順位でした。

帰りは地下鉄でパリの真ん中を横切ってきました。大家さんと、疲れたね、すごい雨だったけれど、天気が変わってよかったね、と言いながら。


もう雨が上がりました。
雷鳴も遠のいて小さな響きが聞こえてくる程度です。

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