ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

今日で終わり、明日で終わり

仕事が、じゃないですよ。人生が、でもないですよ。


今日はプレゼンがあったはずだったんですが、偉い先生がいらっしゃって、その先生がものすごく長くゆっくり話すものだから、私のプレゼン時間が無くなってしまいました。
それでも、プレゼンのために資料をまとめたことは、自分にとってマイナスではなかったなと思ったりしています。知識の整理、自分の知らないことの整理ができたので。


まあでも、新しい分野を1か月前にスタートさせて、1週間前から教科書に取り掛かって、半分読めただけでもすごいと褒めてもらったし、その後の話もスムーズに聞くことができて先生も喜んでおられたし、私としては崖っぷちで勉強するというのも悪くはないのかなと思えてきました。いやでも心臓に悪いですけどね…。何度崖から落ちるかと思いました…。


それに、今やっている分野も面白いと思えるようになりました。偉大な先生から話を聞くと印象が全然変わります。ちょっと邪道なんですけど、世の中が大きく変わるツールなのです。AIはいろんなところで使われていますが、我々の分野でも使われて、しかも物理モデルやデータ同化に比べられるくらい有効な手段であることが証明されるわけです。もちろん物理的な裏付けも必要ですが。それは我々サイエンティストの仕事です。


また日にちが空くと知識が失われてしまうので、急いで自分の中で完成させようと思います。今日はそのため残業です。夕方から焼き鳥が食べたくてしょうがなかったんですが、家に焼き鳥買ってあるので、早く帰ってビールで焼き鳥にしたいです。


が、いかん。ビールは飲みません。


というのは、昨日から、ピアノ練習を復活させたのです。べと30を弾きこなすためです。うう~ん難しい。私が自分の弾きたいように弾くと、まるでショパンを弾いているみたいになってしまう。
こういう「ベートーヴェンを弾いているはずなのにショパンぽくなってしまう」とか「ブラームスを弾いているはずなのにショパンぽくなってしまう」とかいう現象に対してはちゃんとした対応策があります。やっぱり音楽理論に基づくのです。まず「歌わない」「音楽的に弾こうとしない」ということが重要です。こちらからの積極的な演奏姿勢をまずなくすことが大事です。で、次に楽譜に書かれていることを忠実に再現して自分で良く自分の演奏を聞くのです。
後期のベートーヴェンは和声を聞かせる曲が多いので、和声の流れにとって重要な音を追いかけていくだけでもベートーヴェン的に聞こえます。特に中声部が大事で、ここを鳴らさないことには音楽になりません。これを、メロディーを歌ってしまうと途端に道をそれていきます。そんな演奏するのはプロ中のプロが許されるもので、ベートーヴェンはちゃんとベートーヴェンらしく演奏しないとだめなのです。


今日で終わったのは発表のための勉強、です。明日で終わるのは、学会の申込期間です。申し込みできなかったなあ~でも偉い先生に会うために、話ができるようになるために、しっかり勉強したのだから、それはそれで許してもらおう。秋の財源だってわからないんだから。


というわけで、もうちょっと仕事したら帰ります。

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