ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

遅い出勤+残業。

今日はどうしても朝起きられなくて、7時半にシャワーを浴びてそのまま布団へ。上司にメールで「病院行ってくる」と連絡して、午後から出勤でした。


やることがいっぱいあって、目標にしてきたことが全部できなかったけれど、それで次の職が決まらなければ私は所詮それまでなんだなと思います。今日、20年前の上司が職場に現れたので、推薦状をお願いしましたが…今回こそは、落ちる。絶対通らない。今度の公募はダメだと思う。何もできていないもの。


前の記事のコメントで、ルフィのドン・クリーク戦のことが出てきたのでまた書きますが、私の研究室には、ワンピースの漫画がずらりと並んでいました。ちなみにジャンプとサンデーとマガジンは研究室で共同購入していました。天下のK大…まあそんなもんです。エリートぞろいの研究室ではありましたが、そういう娯楽も忘れていない。


私はD4まで行ったのですが、3年生の11月くらいに、先生が怖くなってしまって研究室に行っても先生のところにディスカッションに行けない日々が続きました。研究もうまい具合に進まない、もうだめか、ドクターやめようか、そんな風に思っていました。


それが、研究室にあるワンピースを読み始めて、変わりました。最初のほう、バラティエ編のドン・クリークとの一戦で、ルフィは退かなかった。どんなにやられてもまっすぐな目をして敵を見据えて、負ける気なんて絶対になかった。折れない槍だった。迷いがなかった。そう、負けるなんて言う迷いがなかったんです。


これを読んで、私も毎日自分に「迷うな、迷うな」と言い聞かせながら、時折夜中に研究室で「迷うな!」って叫びながら、自転車に乗るときも「迷うな迷うな」とブツブツ言いながら、研究を進めて何とか3本目の論文が出せて、その後も折れることなく、迷うことなく、退くことなく、先生にも会いに行けるようになり、そこを超えてからはあとは淡々と博士論文を書き始め(と言っても前に書いた論文を博士論文用に焼き直すだけなので、データも図も英文もそろっていました)、何とかクリアできたんです。


なので、ワンピースのバラティエ編は私にとっては人生の恩人でした。
その後も何度も危機はありました。本当にどうしようもなくなって、身体的な理由で折れちゃったときもありましたが、今思いだして、今私が折れたらだめだと思って、この連休中はしっかり勉強しようという気持ちを新たにしました。今回は敵が多いから、公募に通らないかもしれない。元上司からも無理だろうといわれている。でも、応募しないよりしたほうがマシだ。応募して失敗したほうがマシだ。そこまで強い自分を保っていくことにこそ意義がある。


でも、今日は昔の上司(今はえらくなってしまった)にお願いして、今からでもどこか就職ができそうな会社があったらお願いしますと言ってきました。研究職とはおさらばかもしれないですが、食べていくことが大事です。それに、新しい世界も面白いかもしれないし、研究職をやめることをネガティブに考えずに、新しいチャレンジだと思ってとらえたらいいかな。


そしたらここのBlogのテーマが変わってしまうなあ。ひいひい言いながらなんとか研究者を続けていくBlogだったんですが、これからは派遣労働者のBlogになるかもしれないなあ…。


ワンピースは65巻から読んでいないので、たっぷりありますね、いきなり読もうとすると読めないんですよ。細かすぎて。池袋のブックオフで続きを買って連休中に読むか…いや、連休中は読まない。勉強!ひたすら勉強!頑張ろう!


今日はシャンビリがひどいので、これにて。おやすみなさい!

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