ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

イチロー選手。

イチロー選手の記者会見で、野球人生あるいは引退に「後悔あろうはずがありません」だったかな、こんな言葉が出てきました。そう言えることが、本当に素晴らしい。強い。


同じ誕生日という共通点もあって、イチロー選手は私にとっては現存する人間で最も尊敬する人です。よくこの年まで、一流のチームで頑張ってこられた。いつからか私もイチロー選手に追いつくように伴走していたつもりが、いつの間にか落ちぶれて、海外追放されて、戻ってきても鳴かず飛ばず、今、やめさせられるという目にあっている。


イチロー選手の記者会見を見て、本人が泣きそうになっていたところが、痛いほどよくわかりました。私には家族やファンはいないけれど、私も、同じ気持ち、感謝の気持ちはよく分かったし、今までやるだけのことはやった、去年シアトルに戻ってからは辛かっただろうなとか、その時にいかに頑張れたかが引退の日につながったんだろうなとか、観ながらなぜか私がぽろぽろ泣いてしまいました。


イチロー選手が日本の試合で最後を飾れたこと、試合も見てましたし、会見も途切れ途切れだけど深夜見てましたが、本当によかったと思います。なんだか、同年代として、同じ誕生日として、イチロー選手を見届けるのが私の役目のように思っているところがありました。そんなおこがましいことは言えないのですが、最後をいかに飾るか、それはもう最高の舞台で、最高のファンの中で、最高のプレーで終わらせてほしいと思っていたのです。
それを実現した。すごい、の一言。


私たちの世代で、本当に夢を実現してやり遂げたのがイチロー選手です。あんな人になりたかった。私も社会に出てからこの分野ではトップになることを夢見て、最後はやり遂げたと言って終わりたかった。いや、まだ私は終わってないんですよ、野球選手じゃないからフィジカルなコンディションはないわけで、まだまだこれからなのです。


私はイチロー選手に自分の夢を託したわけじゃないですし、イチロー選手のキャリアを自分と重ねているわけでもないです。イチロー選手のようになりたい、と思っていて、本当に、なろうと目指すくらいの、アホなのです。自分に負けない、逆境に負けない、辛くても乗り越える強い心で、世界の一流の大舞台とは言わないけれど、世界の舞台に立てるよう、あと一年、決して不発弾では終わりません。爆発は、します。


イチロー語録とかないですかね。出たら私買いますけど。
最後のころは辛かっただろうなと思いますが、最後まで力を出し切っての引退。きっとこれからは好きなように思うように、力を抜いて頑張って行ってほしいと思います。まだ見続けていきますよ~。


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私はまだまだやめませんけどね!引退という文字が頭をよぎったのは確かですが…民間就職とか、派遣社員とか、いろいろ考えましたが、鳴かず飛ばずで終わったね、なんて周りに噂されて笑われるのは嫌です。いや、笑われていいんですけど、それじゃなくて、ほかのことで笑われたいです。


たとえ不条理な扱いをされたとしても、自分についた資金がほかに使われたとしても、負けません。
「逃げることの方が怖いと、私は夢を追い続けてきた」のです。
「ここであきらめたら、今までの自分がかわいそう」なんです。


とりあえずできることは全部やってしまおう。不可抗力であきらめなければならないことってあると思うけれど、私は自分から降りることを知らないので、一度乗った列車から降りられないんですよね…結果何本かいっぺんに乗ってるんですけど。


まずは健康第一!心の健康第一!クローゼットをあさっていたら欧州中世史のフランス語の本が見つかったのでそれ持っていきます!!


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