ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

チーズケーキなしの週末

3月は頭から16日まで休みがないので(土日は全部ふさがっている)生活の細かいことをやりながら過ごさないと、生活がぐちゃぐちゃになります。掃除洗濯さぼらないようにしなきゃ。


今日は病院に行って、美容院に行って髪の毛を染めて、それから一週間分の買い物をしてきました。スーパーかすぐそばにある不二家でチーズケーキを買うのですが…。
世間はひな祭りなんですね。


高校1年生のころからお菓子屋さんでバイトしていたので、季節ごとのイベントには詳しかったのですが、もう遠のいてしまいました。和菓子と洋菓子を扱う神戸本店のお店で、最近は規模縮小で都心のデパートからも姿を消してしまいましたが。当時は季節の折々で売り出しをやっていて、そのたびに駆り出されていました。あと、長期の休み、夏休みや冬休みは、ほぼ強制的に店長に来るように言われて、シフトいれていました。30連勤とかもやりましたよ。


デパートのお菓子売り場の年間イベントは、正月の上生菓子、お彼岸のおはぎ、春は桜餅、端午の節句の柏餅、夏は水ようかん、お中元戦線、秋のお彼岸のおはぎ、クリスマス、お歳暮、といったところでしょうか。そういう時期はデパートもお客さんが増えるので、私たちバイトの出番でした。


大変稼がせていただきました。高校生でお金を稼ぐことを覚えて、自分で好きなものを買えるようになり、好きなバンドのライブにいって、自分でギターやベースを買って、自分たちで演奏するようになり、大学受験のための費用も稼ぎ出し、入学金もためて、そのおかげで現在の私があります。


大学ー大学院時代はいろんなバイトをしたけれど(塾講師、デパート、ホテルのレストランの配膳、皿洗い、祇園の飲み屋、公務員試験予備校、ファーストフード、ドーナツ屋、参考書の校正、ヴァイオリンの先生、ピアノの先生、チラシ配り、などなど)、やっぱり高校生の時にしっかり店長に礼儀作法を教わったのが、その後の役に立っていますね。
家では親からあまり目をかけてもらえなかった分、お菓子屋さんの店長は私に目をかけてくれて、特にかわいがってくれて、良く二人でご飯食べに行ったりのみに行ったりしました。パリに行く前にも会いに行ったんですが、それきりになってしまいました。どうしてるかな…。


店長、退職して何を思ったか演歌歌手に転向してしまいまして。パリに行く前に会いに行ったときは営業で忙しかったようです。


あー、私の育ての親なだけあるな…と思いました。


ということで今日はスーパーでケーキを買おうと思ったんですが、ひな祭りケーキといちご系ケーキしか売っていなくて、チーズケーキがなかった…不二家に行っても混雑していてケーキを買えなかったのでちょっと寂しい土曜日です。毎週の楽しみのチーズケーキがないなんて!私の週末にチーズケーキがないなんて!!
代わりにお寿司のいいやつを買ってきた!お寿司!タンパク質!

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