ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

鬱とがん

乳がんで心配しているのは、私のしこりはここ1ヶ月くらいでも十分大きくなってきているような気がすることと、どうやら、ほとんど皮膚の真下にしこりがあることです。


全摘出は絶対嫌だ…でも皮膚の真下だと、皮膚を切り取ることになって、乳首もなくなっちゃうんじゃないか・・・それはいやだ。しかし、もう次に病院にいくときは手術のときだけだ。術式説明も「前日のエコーでどこを切るか決めますからね」ということだったのですが、なんだか嫌な予感しかしない。前の説明では部分摘出といってたのに、いきなり全摘出になったら、絶対泣く。そんなのはぜったい嫌だ。


。。。とかですね、いろいろ考えすぎて仕事がまったく進まなくなり、一日に一行は進んでいた論文が、一日1文字も進まなくなり、つまり一日の仕事の進度が0の日が1週間続き、あまりに辛くなったので、医者にもう一度行ってきました。泣きそうでした。演技じゃなくて本当に泣きそうな声になってしまって恥ずかしかったんですが、仕事が出来なくなった以上、もう仕事にいってもしょうがないと思い、診断書を書いてもらいました。


不安障害

という病名がついて、1ヶ月の休養となりました。まあ、その1ヶ月の間には乳がんの手術もやってくる可能性があるのだけれど。

でも実際問題休めるかと言うと、もうあと英文校閲の終っている論文の、英文を治して3月中に投稿しなければ、4月からの雇用はなかったことになるので、今から1ヶ月休んでしまったら完全にアウト。4月から無職です。

でも、もう本当に辛くて一文字も進まないんだからしょうがない。これで4月からの雇用がなくなったとして、もう二度と研究者としてやっていけなくなったらそれまでだ。私に向いている職業はきっと他にもあるだろう。今から再就職…45歳で再就職でしかも乳がん患者で、どこが採用してくれるというんだろう。抗がん剤になったらお金もかかるしまともに仕事も出来ないだろうし。


学者の世界では、経歴に穴が開くともうそれだけでアウトなところがあって、私も前のポスドクが決まったときに、前の仕事と次の仕事の間が1ヶ月開いてしまうことがあって、先生たちから研修員としてどこかに所属しておくようにと言うことをうるさく言われました。

だから学者っていうのは、一度中断してしまったら、もうよほどこの人が欲しいということもなければ、そこでおしまいなんです。


そういうこと考えるから余計不安障害になるんでしょうけれど。

そういうことまったく考えないで過ごして休めるといいんですけれど、自分の将来のことだし、癌のことはもっと心配だし。


抗うつ剤が追加になりました。レクサプロ10mgです。私の症状にはいいらしいので、期待したいところです。

ともかく連休中に本当に休むか、本当に仕事先に診断書を提出するか、決めなければいけないですね。


しんどいです。辛いです。はやく乳がん取りたいです。

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