ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ヴァイオリンの裏板はがれてました

昨日ヴァイオリンの練習をしていたら、音にいつもと違う周波数が混ざっていることにここ数日気が付かないふりをしていたことに我慢ならなくなりました(「ことに」が多い文章です、採点されたら×がついてしまう)。
こんこんと、ノックするように楽器を軽くたたくだけで、ヴァイオリンのコンディションが分かります。


あーあー。
今気が付くって、私って本当に自分に甘いなと思いました。
変な周波数が乗っているのに気が付かないわけがないんです。でも何事もなく演奏会が終わると、そうあってくれと、心の中で願っていました。万が一はがれがあってもそのまま演奏会を乗り切ろうと、どこかでそう思っていたのです。少々のことはいいかと。
でも、やっぱり駄目でした。
楽器が悲鳴をあげていました。
びりびりという超周波数がのってきます。あらためてみました。
裏板がはがれていました。長さにして7センチくらい。見た目隙間などはできていないのでわかりませんが、振動でわかります。
もう完全にアウトです。


来週の演奏会は少なくともこの楽器ではヴァイオリンの演奏ができないことになってしまいました。臨時の楽器でやるか。ヴィオラに持ち変えるか。


ヴィオラでシャコンヌやったらかっこいいですけどね。私の手の大きさでは、無理です。筋力的に無理です。どう頑張っても、ヴィオラ版のシャコンヌは弾けない。
もう曲も変えちゃおうか。


今日は出勤日で、おまけに昨日母から電話があって、突然今日来るとの事。慌てて昨日の夜から掃除していましたので、あまり寝てません。朝も4時起きだったので、もう眠くてしょうがないです。練習はパスします。


楽器どうしようかな~。
ヴァイオリンの接合部ってニスでくっつけておくだけなので、はがすのは簡単なのですが、裏板はがして接合しなおしとなるので、結構な大手術です。割れよりは全然いいですが、どんなに急いで仕上げても、ニスが乾くまで2週間くらいは入院です。音もガラッと変わってしまいます。もう20年以上使ってるから、はがれが来てもそろそろおかしくない頃とは思っていました。


そっかー。20年以上、パリにも行ったし、アメリカにも行ったし、カナダにも行ったし。音楽学校の入学試験でもシャコンヌ合わせて無伴奏パルティータ2番全部弾きましたね、懐かしいです。


よく頑張ったね、ちょっとおやすみなさい。


信用できる優秀な技師に楽器を預けたいですが、うーん、どこに修理に出すかよく考えよう。購入した吉祥寺の店ですかね…。

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