ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

今日もいろいろ頑張ったなあ…

前に美容院に行ってからもう2か月も経ってしまったのね、頭もだいぶ白くなりました。私の家系は遺伝的に若白髪なのです。3姉妹若い頃から白いメッシュが入った感じで、私は金髪にしたりしてましたが、神経質な妹は20代から黒く染めてましたね。今では、かなり真っ白です。美容師さんに言わせると、前頭部が真っ白なんだそうです。


ということで明日は美容院に行ってきます。てことは今晩か明日の朝お風呂に入らなきゃですね。ああめんどくさい~。


今日は仕事をバリバリやって、5時からEUの会社とミーティングです。だいぶフランス語が出ないようになったけれど、頭の中ではまず最初にフランス語が出てきて、そこから英語に翻訳しています。若い頃英語をほどほどにやっておいてよかったです。わからなくても単語は出てくるので。英語の偏差値ってどのくらいまで取れてたかな、英語は苦手だったので、予備校の模試では平均して70くらいしか取れなかったと思う。


昨日も練習はできたんですが、知らない間にスクリャービンのOp8-12 のほうが8割がた暗譜できていて、あらまあと。今週ろくに練習していないのに、練習していない期間で、なんというか、頭の中で熟成されるのでしょうか、それとも練習していないから記憶だけでも生きるんでしょうか、なぜかほとんど譜面見ないでOKな感じです。不安はありますが、覚えるっていうのは、身体が勝手に響きを再現するのですね。こうなるためにはやっぱり時間が必要です。一発で覚えちゃったリストとかモーツアルトとかは天才なんですね(まあそのころはそれほど音楽は複雑ではなかったので…)。


古典派とかロマン派でも、わかりやすい曲は1回か2回弾けば覚えるのですが、近代や現代曲は響きを覚えます。ぐわしっと音のクラスタの流れをつかむ感じです。音を覚えるのではなく、響きを覚えるのです。感覚的には色がどう変わるかをつかむ感じ?だからどの指でどの音を押さえているという認識はないのです。この前の失敗みたいに、直前になって「あれ?この音何の指で弾いていたっけ?」ということで惑わされてしまうこともあります。だからもう二度と直前で譜面の確認などしないと、スクリャービン先生に誓いました。体が覚えた響きを信じよう。練習を信じよう。


でも今回時間がなくて本当に練習できないんですよね…27日でしょ、あと16日?2週間もないの?まじですか!!


ピアノはいいんです。ヴァイオリンが問題です。シャコンヌだったら余裕と思っていましたが、こちらは暗譜は問題ないけれど、ボーイングが決められない…。いろんな先生にレッスンしてもらって、いろんな先生にボーイングを変えられて、メランジェなんですよね。一番最後に教わった時の記録を頼りにやっていますが、14分も弾くのをいちいち覚えてません。これも体が覚えているようにやるんですが、この音じゃないんだよ~って音が出てきて、逆の弓を使ったらいい音が出る。逆算すると、どこの音をアップで始めるかダウンで始めるかが決まってきて…云々、ということをやっていると、1時間で2回か3回しか通せないのです。あとオリジナル主義なのでいろんな解釈ははじいてバッハの元の楽譜に忠実にやってるんですが、当時と弓の構造が違うので、そのあたりも考えながら弓順をつけてます。


ううーん。まあ、別に弾かなくてもいいんですけどね、多分お客さんのほとんどが、生でバッハのシャコンヌを聞いたことがないと思うので、シャコンヌの聴き方から講釈しようと思っていたのです。
この曲は、ベースラインが何度も繰り返されるので、和音の一番低いところだけを聞いていくと、また繰り返すんかしつこいんじゃわれええええ!!とバッハに対して怒りがわいてきますと。怒りがわかないように上声部はきれいに工夫してますと。


明後日はフランス語がないので、日曜にじっくり練習して、ボーイング決めて、おいしいもの食べてまったりしましょうかね。


金曜の夕方にEU諸君と会議って地味に面倒くさい。議事録書いて、問題あったところをやり直しして、って土日で忘れるわそんなん。でもあちらが金曜の朝一がいいというのでしょうがない。


さてピアノとヴァイオリンと頑張ってきます。

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