ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

出勤日、帰宅時にスタジオで3時間練習、やっとわかってきた

出勤日でした。


朝5時半に起きて、出かけるまでしばしテレビを見ていたら、私の使っている路線が運休になっているという情報が。ささっとパソコンで確認したら、6時20分の時点で電車止まっとるがな…。


おお…。理由つけて在宅に変更か?
急いで会社にメールを出して、ほっと一息ついたところで、ネットでサイトを確認したら、6時25分運転再開だそうです。


ほっとしていられないわ~自転車かっとばすわ~。


自転車置き場に置いてカギをつけっぱなしで走って電車に乗りました。階段駆け上がったので、尾骨が、痛い…。座るとますます痛い。


そんなこんなで結局間に合ってしまいました。


仕事びしっとやってから、帰宅時に池袋で3時間ピアノの練習をしてきました。
演奏中に事故はあると思うのですが、絶対弾けないところを何とかしようと、丁寧に練習していたら、だんだん、先生の言っていたことが分かってきました。


要は、今まで練習不足で弾けていなかったんです。輪郭がぼやけていたし、和声の切り替えが明晰じゃなかった。練習したらそれが分かるようになってきた。すごく速く動くスクリャービンの右手は、鍵盤を撫でかすめるように弾くこととか、フォルテでいい音を出すときには、肩甲骨のあたりから腕を自由にして回転させるとか。鍵盤を見ないで指先で鍵盤を探って弾くとか。


1月以来先生に言われてきたことが、ここにきて役立ちました。
でもあと2日しか練習出来ません。きっとダメだろうと思いますが、明日は頑張って一日練習して、金曜はリハーサルです。


しかし、スタジオのヤマハのピアノはひどかったなあ。ペダルのタイミングが全然あかんし、高い音が出ないから、自然と右手の小指の練習になってしまいました。音が出ているのかどうかよくわからない感じです。あと黒鍵の高さが若干、0.01ミリくらい高いので、そして黒檀なので、引っかかるし滑るし、最初は全然弾けませんでした。


本番でも、一寸でいいからピアノを触らせてくれたらいいのですが、そうもいかない。最初の音で、鍵盤の高さや、どの音域が良く鳴るかとか、鍵盤を押して上がってくる速さとか、音の鋭さとか、そういうのを把握しないといけない。


何せうちのピアノが良く鳴るしきれいな音がするから、安いピアノだと味気ないんですよね。調律師さん(スタインウェイの調律師さん)も「このピアノで弾いてたら、日本のピアノ弾けなくなるかも」と言ってました。


もっといろんなことが分かってきて、うまくなりそう、あと1週間あったら試験に通る自信があるというところまできて、あと2日で何とかしないといけない。無理だ。


でも、硬い、反応の鈍いピアノで3時間練習しても、全然手に負担がかからなかったんですよ。先生の言っていたことを実践していたら、ちっとも手が痛くならない。うーん。自然に弾くというのはこういう事か。


11時半に帰ってきました。雨の中自転車かっ飛ばして到着。もう寝る時間です。自転車かっ飛ばしたので尾骨が痛いです。痛み止め、全然効いてません。ロキソプロフェンです。あと帰りの電車の中で謎の吐き気に襲われて特急を降りるべきか考えてしまいました。でも特急降りたらもう電車なくなっちゃうので、頑張って耐えてきました。濃いお茶がダメだったのかな。胃にやさしいものを食べましょう。


尾骨痛いのがおさまれば4時間でも5時間でも練習出来るんですけどね。
明日何とかします。目指せ8時練習開始。
おやすみなさい。

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