まずい、やばい、どうしよう
私、2週間ほど前に上司に出された指示を、すかーーーーーーーっと忘れてしまっておりました。今日言われて、メールを発掘して、真っ青…。
えええええ。きれいに、忘れていた。そんな指示があったことすら忘れていた。私の頭の中のたくさんの「やらなきゃリスト」に入ってない。仕事予定リストに入ってない。
まあ、仕方ないというか、忘れっぽいのは、病気のせいでもあるんだけれど、すごく大事なことだったので、今から戦戦恐恐しています。今仕事のメールで上司からお叱りのメールが来ていたら、立ち直れなさそうだから、今日は見る前にピアノの練習しようと思います。
昨日は無事に7時半くらいに練習を始めることができて、バルカローレ3回通しました。止まりながらだけど、やっぱりショパンは弾く人を幸せにしますね。決して無理な弾き方がないので、とてもリラックスして弾けます。ほとんど自己陶酔の世界です。モーツアルトでは絶対自己陶酔できないけれど(0.0001秒のずれも許されないモーツアルトで心が持っていかれることはないのです)、ショパンはその世界に入っていけます。和声が綺麗なのよね~三度が綺麗なのよね~。
もともと音楽の世界では、三度、六度っていうのは、あまり使われなかったんです。というのは、音の振動の原理からして、調和しないからです。例えば5度っていうのは、調和する和音なのです。4度も調和する和音です。だから、弦楽器の調弦の時は、ヴァイオリン属は5度調弦、ヴィオール族の時は4度調弦(ギターもです)なのです。
ところが、3度というのは、ある調整でどこで3度をとっても響きが異なるんですね。昔は、ですよ。今はBien Tempereなので、どの3度をとっても同じ種類の倍音が聴こえてくるはずです。ですが、ショパンくらいから三度が多用されるようになって、その絶妙さというのが再現されるようになってきた。感情の微妙な揺れを表すのにちょうどいいんです。六度もそうなんです。
で、楽典ではこの辺の事、あまりやらないんですが、三度と六度はイギリスの音楽から入ってきたんです。積極的に利用しようとしていた人もいたみたいだけれど、完璧に使いこなしたのはショパンくらいじゃないでしょうか。
いえーいこれからショパンに浸ってきます…ああ仕事のメール怖い…たくさん安定剤飲んで、落ち着いてピアノ弾いてきます。
あーでもテレビでてっぺいちゃんが出てるんだよね、それも見たい。
でもレッスン日曜日。頑張って練習していかなきゃ!!
仕事のメール怖い!!
どうしたらいいんだろう…この前謝罪文書かされたけど、今度は何だろう。謹慎?土下座?いい人の方の上司ももう大目に見てくれることはないだろうな…人事に助けを求めるしかないのか…。
うわああああん。