ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

むっちゃ怒られた

昨日いきなり発表のテーマが変わって…というのは、私にビジネス関係の話題は無理だろうということで、私の得意分野、サイエンスで話をしてくださいということになりました。昨日は1時半まで準備して、今日も行ってからコツコツと準備していました。


途中、仕事が舞い込んできました。発表前のこの忙しい時にこなせるかなあと思いましたが、上司の陰謀だったら断ろうと思っていました。でもそうでもなさそうだから、取り合えず引き受けて、今日の発表が終わってからにすることになりました。


さて、プレゼンです。
話題が変わりました、とあいさつしたら、そんなことはメールで伝わっているから言わないでいいとか冷たく言われて。むかっ。


ささっとグラフを出して説明したら。
上司二人釘付け。


何だこのデータは。


あんたら何十年もこの観測器に関わってきてこのデータを見たことがないのか?
ちょっと工夫して、私の技能を使ってちょちょちょいっと加工しただけなんですが。


そのデータの説明は前もってほかの人にうかがっていたので、私は、こういう現象が起きるのは、こういう理由と推察されますといってやりました。


それで議論になってしまい。
他のも見せてくれというから、見せてあげました。


そのグラフを作る材料になったグラフも出せと。
見せてやりました。


大変興味深い、面白いと。


で、すごく怒られたんです。
「私は、あなたがこんな解析をしているなんて知りませんでした。聞いていませんでした。なんの報告もありませんでした。どういう事なんですか?」


しるか。何のデータをどう解析するかなんてその場の思いつきじゃ!
データの解析なんて、やって初めて方針が固まるのに。やったことないだろ。サイエンス知らないだろ。


まあでもうちは製造業なので、自社製品でこんなデータが出たんじゃ、びっくりですよね。


正しいプロセスで、正しい行動をすれば、正しい結果が出てくるから、正しいプロセスから報告してくださいとさらに怒られました。


データ解析なんて、プロセスを議論していたら、いつまでたっても手が付けられないと思います。やってみて、方針が分かる。とりあえず図を作ってみたら、道が見えてくる。そういうものです。


たんまり怒られましたが、弊社で初めてあんなすごいデータを出しちゃったんで、一応、データサイエンティストの面目はつぶれないで済みましたかね。


これからは計画をたてて、いつまでに何をやりますと言って、それを実行してくださいと。でもデータ解析はそれができないんですよ。計画が立てられない。とりあえずいじって、そこから方針が生まれてくる。その方針が正しいかどうかは、結果が出てみないとわからない。そんな世界です。


そんなんで私のプレゼンがほとんど奇跡的な一枚の絵で終わりまして。

5月からの中途の人の会議に付き合っていたら6時半になってしまいました。帰宅して8時半。これからピアノの練習だけど、あまりに怠くて何もする気が起きません。今日は4時間しか寝ていないから眠いんですが。


足がだるくて、ピアノの椅子に座れないんですが、明日はレッスン。ベートーヴェン12番を初見で持っていくことにしました。バルカローレはだいぶ弾けているけれど、まだ譜読みなので、味付けができるくらいできるようになってからレッスンしてもらいます。


明日までに疲れが取れますように。

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