ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

へとへとです。

演奏会はどうだったか??


ぎえええええええ~~
ひょええええええ~~


穴があったら6378.137㎞くらい埋まりたい!!!


直前練習で、2時間前に会場近くにスタジオを借りておりました。
電車が遅延で…そのあたりから不幸は始まっていました。


ああもう取り返しがつかない…。
お恥ずかしい…。


ヴァイオリンとDuoをしてくれたピアニストさんは最高で、技術も人格も素晴らしく、私のめちゃめちゃだった(1曲目は完璧だったんですが)ストラビンスキーにも「芸大の人でもこんな曲は弾けないですから」と慰めてくださったり、もうね~。


もうね~~~。


もうねええええ~~~~。


もう一回やらせてくれ~~~。


音楽って、時間の経過とともに流れ去ってしまうから、嫌ですよね。
絵のように残らない。見直すことも、じっくり鑑賞することもできない。
原子あるところに音楽あり。光ある所に音楽あり。
宇宙の時間が一方行である限り、音楽は、反復できないのです。
時間というものに必ず拘束される音楽に、やり直しは通用しません。
満足いく出来、というのも、ありえないと思います。


でもこの4か月、Agosti編曲ののストラビンスキー火の鳥に取り組んできて、いろんなことが勉強できたし、舞台人の難しさも痛感しました。すべて、今習っている先生のおっしゃる通りだったなあと思います。視覚情報に頼っていては、パニックを起こした時体がついていかない。これは本当にそうだなと思いました。


久しぶりの大きな舞台だったので、過剰に緊張していたというのもあります。あと、ヴァイオリンの時は、自分の苦手分野を忘れていました。スタカート苦手なんですよね。練習ではきれいにできるし、あらゆるスタイルのスタカートができる自信がありますが、舞台に立つと力が入ってできなくなる。その苦手はとっくに克服したと思っていましたが、ここになって出てくるとは。すぐ修正しましたが、うーん。最高の音楽にはならなかったです。ピアニストさんごめんなさい。でも次回はもっとべたべた弾けるブラームスをお願いするつもりです。せっかくの出会いを大事にしたいです。


あーーー。
もうーーー。
明日から気持ちを入れ替えてバルカローレ頑張ろう。
おやすみやす!

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