ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

眼が痛い+フランス語+ピアノのレッスン

ふう~。家に帰ってきて、ほっとしているところです。


昨日は結局一日眼が痛くて何もできなくて、ヴァイオリンは危ないからというのでピアノだけ練習しました。まだ暗譜では弾けませんが、暗譜では苦労したことがないので、あと10日しかないのに、暗譜できるか不安にすら思っていません。これってヤバい状況なのかな?今までたいてい演奏会の1か月前には暗譜してましたが、今回は先生の指導の通り、楽譜を見ながら弾くことを徹底していたので、頭に入っているかどうかの確認もしていません。


ピアノの練習も、ほぼ目を閉じてやりました。白と黒の黒鍵を見ていると目がちかちかして疲れるんです。でも、ストラビンスキーはあちこち音が飛ぶから、見ないとすごい悲惨です。


眼が痛いので読書もできず、アニメもテレビも見れず。どうにかならないかしらこれは。目が痛い、と検索したいけれどできない。
月曜から仕事が出来るのかどうか。こうやって画面を見ている時間は、眼の周りが力んでいて、ちっとも力が抜けません。


というわけで、朝は元気に起きてフランス語に行ってまいりました。
眼がいたくて困っているという話になりました。そういえばフランス語で「(仕事が)大変だ」に当たる言葉はないですね。難しい、という言葉を使います。先生の解決策としては、ブルーライトカット眼鏡がいいよとのことでした。先生の奥さんは漫画家で、毎日画面を見ていたら頭痛がひどくて大変だったそうですが、ブルーライトカットの眼鏡にして、ずいぶん楽になったと言っていました。
フランス大統領選のことを聞きましたが、マクロンは右、ルペンは右の右なのだそうです。だから、フランス人はこの二人に投票した人自体が少なくて、選べなくて仕方なくこの二人のうちのどちらかになるという話でした。マクロンって右なんだって話をすると、彼はモスクをいくつか閉鎖させ、イスラムのコミュニティを追放しているそうです。さらに現代の魔女狩りのごとく、テロリスト狩りを行っているという。ひええええ。あの穏便な感じの若い大統領がそんなことしてるんだ。フランスはそれじゃ自由平等博愛がなくなるじゃないという話になりまして。元からフランスは「平等を強いる法律がある」ほどには人種差別意識が強いとのこと。うーん。日本にいるとピンとこない。


そんなんで充実した1時間を過ごし(政治の話は半分くらいしかわかりませんでした)、スタジオへ。練習1時間。まだ目がいたかったので目を閉じて練習。それからピアノのレッスンでした。


今日のレッスンでは初めてストラビンスキーを通して弾けたのですが、まあ細かい先生ですから、1曲目から指導がすすまない。でも曲が仕上がってきているから、指導内容が深くて説得力があります。音の広がりを表すための効果とか、左ペダルを踏んだままフォルテを出すとどうなるかとか、いろいろ実験してみました。舞台で弾く時の弾き方を教わりました。今までどんな先生にも教わったことのない音の出し方や、力の抜き方をやりました。大きくて会場に広がる音を出すには、力を入れるのではなく、力を抜くこと。高いところから指を落としてもダメで、鍵盤の至近距離から一瞬鍵盤を押して、後は力を抜くときれいないい音が出ることとかも丁寧にやってくれました。ストラビンスキーは最後の方は和音だらけなんですが、私の小さくて薄い手で、最大限の出来ることをやってくれたと思います。2曲目から3曲目の入りの時の鮮やかな変化とかは、鳥肌ものでしたね。曇りがさあっと晴れていく様子が素晴らしかった。


いやー。レベルの高いレッスンですね~。この先生がいなくなってしまうのは本当にもったいない。もっとずっと習っていたかったけれど、この先生は本当にできる人なので、多分有名どころのコンクールに入選するでしょう。


電車での行き来はただひたすら目を閉じてじっとしていました。嫌なことをいろいろ考えたり、仕事のことを思い出したりして、とても苦しかったです。読書ってストレス解消なんですね。
そうそう、最近のBlog記事が仕事の愚痴みたいになっているのは反省しました。しんどいけれど、ずっとこうなのかと思うととてもやってられないです。今は、新しい仕事に入ったばかりだから、いろいろ思うところがあるのですが、きっと慣れてきて、練習も勉強もできると思います。


それで、こんな目が痛くて、忙しくて、ピアノもろくに練習出来なくて、もう本当にしんどいので、春の仏検は受けるのをやめました。せっかく2月はフランス語漬けで頑張ったんだけれど、秋の仏検に賭けようと思います。いつ勉強するのか…24時間の中で、ピアノやヴァイオリンにも時間を割いて、フランス語までやるとなったら、うーん。何とか無駄な時間を減らして、少しでもフランス語の勉強ができるように、時間を作らなければ。


仕事のリズムができてきたら、出勤は週に1日。それは主に書類の処理のため。後は家で9時から6時まできっちり仕事して、7時から9時までピアノとヴァイオリンの練習、ピアノはその後も電子ピアノで練習、10時からお風呂、11時に寝る、というので頑張ってみようと思います。


あ、フランス語やる時間がない…。

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