ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

すごいピアノもあるんですよ。

今日もさわやかに起きられました。朝型生活に修正できている感じです。
でも仕事があったのでウォーキングにはいかず仕事してました。
在宅勤務は残業や早出の時間がつかないので、無料奉仕です。まあいいのです、普段在宅勤務の時ボケっとしてたりする時間があるから、そういう時間の埋め合わせですかね。


昨日はネットワークの調子が悪くてあまり仕事できなかったんですが、今日はなんか調子が良い感じでした。ネットワークのムラがあると仕事がしにくいのは在宅勤務の良くないところですが、まあ何より自由な格好で自由に仕事ができるのはいいですね。


ところでショパンコンクールですが、裏で流しながら仕事してましたが(始まるのが夕方からなので、前半の人は見られないけれど後半の人は見られます、Youtubeでライブやってます)、なかなかの人がそろっていて、時々はっとさせられる演奏があったりして、ついつい見てしまいます。


今日の演奏の中ではカワイのピアノを使っていたイタリア人がいたのですが、最高によかった。カワイという名前が聞こえてきたので、ショパンコンクールでカワイのピアノが出るんだと思ってびっくりして画面を変えて見入ってしまいました。ほかの演奏者が軒並みスタインウェイを使っているのに、カワイのピアノを使う人もいたなんて。


私がパリに居た頃、日本のピアノと言えばカワイのほうが数が多かったです。私の音楽学校にはヤマハもカワイもありませんでしたが、地方のコンセルバトワールでカワイのピアノを置いているところもありました。値段はカワイのほうが若干安いので、品質の良さとコストの良さで広まっていたような感じもあります。あと韓国のメーカーのピアノも出回っていました。私も韓国のピアノを自宅に置いていました。結構いいピアノでしたがカワイのほうが良かったかな?


まあそれでも、ピアノの世界はスタインウェイが一番なのです。
スタインウェイ至上主義はいかがなものかと私は思っておりましたが、やっぱりスタインウェイのいい楽器を弾いてしまうと、ほかの楽器が弾けなくなるくらい、すごいです。ピアノ制作においては抜きんでているのはやっぱり本当のことかもしれません。


でも。私が多分一番気に入っているのは、実はファッチオーリというイタリアのピアノで、私の個性に一番合っている、太陽のようなかがやきのあるピアノを作っています。すごい高いです。スタインウェイより高いです。東京にショールームがありますが私はまだ行ったことがありません。ヴィルダブレー(パリのちょっと北の方の街)のコンセルバトワールのピアノがこれだったんです。スクリャービンの4番とか8番がとてもかっこよく決まるようなピアノ。ショパンをしっとりうっとりという感じはしませんし、モーツアルトもきらきらしすぎてしまうかもしれませんが、本当にいいピアノなので、これからきっと世界に名前が出てくるでしょう。ショパンコンクールでは使われないのかな?多分セレクションに入ってないんだろうと思うんですが(ショパンコンクールでは、演奏者が事前に自分が演奏したいピアノを選んで、それで本線の演奏をするのです。そのセレクションにはいいピアノがそろっているという…その聞き分けもショパンコンクールを聞く楽しみの一つです)、将来的には可能性がなきにしもあらず??


まあ、ファッチオーリはとても買えないので、もうちょっと安いピアノ買いますけどね、桁が違うので、もうちょっとリーズナブルなドイツかフランスのピアノを買いたいです。今度の日曜に、私の行っている音楽教室が経営している輸入ピアノショップで、ベヒシュタインの古いのと、ザウターの最近のピアノを見に行ってきます。どちらも550万円だそうです。いや買えませんが。


ショパンコンクールの続き見てます。


追記:ショパンコンクールでスペインのピアニストがファッチオーリ使ってましたね。ショパンコンクールでも使われているんですね、知りませんでした。やっぱり音がキラキラしていて太陽の音がします。素晴らしいピアノです!!

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