ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

肺がんのようです

2か月前に腫瘍マーカーを再び計測して今日結果を聞きました。
結果、SCC抗体2.0で陽性。基準値が0~1.5なので、これはどこかにがんがありそうだと言われました。


SCC抗体が陽性で考えられるがんは、子宮体がん、食道がん、肺がんだそうです。そのうち、すでに子宮体がんと食道がんの検査はしました。結果異常がないことが分かっています。そこで医者が言うには多分肺がんだろうとのことで、それで、今日、すぐに検査に行ってくださいと言われて肺のCTを撮りに行きました。


肺が苦しいなんてことは全然ないし、血痰を吐いたこともないし、痛みもないけれど、母も何も症状がなくて肺がんが見つかったから、私もありうるかなと、ガクガクブルブルしながら美容院に行ってきました。


行きつけの美容院には、肺がんをやった美容師さんがいて、再発してしまったそうですが克服して今も元気に働いているんです。その人の話をききたかったんですが、今日は担当がその人ではなかったので話せず。


がん、怖い。わははははは、怖い。
乳がんになった時は、何となく抗がん剤とか手術とかを想定できていたんだけれど、今回のほうが怖いです。多分命に関わるんじゃないか…こういう悪い予測はいつも当たるのです。


そうかー、私、肺がんで死ぬのか。母より先に逝くのか。今年のオリンピックが最後なのか。肺がんで死ぬのは苦しいだろうなあ…。


CTで異常があればすぐ電話しますと言われているので、ずっと電話を握りしめて待っていますが、そんなに簡単に結果は出ないですかね。今日今まだ来てないってことは、まだ見てないんでしょうか。月曜、火曜あたりかな…。電話が怖いです。余命1年とかだったらどうしよう。もっと短かったらどうしよう。私の叔父は、血尿が出て病院に行ったら膀胱がんで、その時点で余命1週間と言われて5日後に亡くなりました。そういうこともあるから、自分がどうなってしまうのか、早く知りたいです。


ピアノもせっかく頑張ってきているのに、ヴァイオリンももっと弾きたいのに、やりたいことはいっぱいあるのに、なんだか、人生が終わることに対して、あきらめることができません。こんな無念な思いでなくなっていった人は多いんだろうなあ…。私も数ある星の一つなんだな。


今はただ怖いだけです。でも昨日もよく眠れなかったので、感情の起伏があまりありません。呆然としている状態、とでも言いましょうか。一番信頼している先生が、精密検査が必要というのだから、これはただ事ではないんだ、と思っているのですが、それにしては、怖いけれど、悲しい気持ちにはなりません。多分余命宣告されてからが、辛いんだと思います。


判決前の法廷に立っている気分です。来週電話が来たら、多分総合病院に紹介してもらえるでしょう。そうしたらいろいろ検査が始まるのかな…それから余命宣告になるのかな。


掃除洗濯はしましたが、勉強する気になれず、ピアノ弾く気にもなれず、でも何もしていないと悪いことばかり考えてしまうので、気を紛らわしていたいのですが、何か気がまぎれることってないですかね…ネットショッピング???


ああそうだ、メシアンの鳥のカタログCD3枚組がNAXOSで出ていたので買ってしまいました。衝動買いです。明日届きます。メシアンも弾いてないのに死ねるか!と思うけれど、どうしようもないことは、どうしようもないんですよね…。


あきらめると言うことが、受け入れられるなら、こんな楽なことはないですよね。執着心を捨てられたら、がんで死ぬことも怖くなくなるんだろうなあ。いやそんなことないか…。


気晴らしに大好きなブリオッシュドレに行ってみましたが、あまり気晴らしにはならなかったかな。おいしかったですが。

×

非ログインユーザーとして返信する