ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

曲が何とか形になってきた

仕事をしたくない~仕事が行き詰ってる~…と思いつつ朝はなかなか布団から離れられず、今日は5時起きでもウォーキングにはいかずに、べりっと布団から自分をはがして、朝早くから明日のプレゼンの準備をしていました。机の上に積んだ本を一部よけてPCを置く場所を作って、ポチポチと作業をしていて、おかしいデータを出すことに悩みつつ、でも今出せるものはこれしかないというので、苦肉の策でプレゼン資料を作りました。


それから6時になったらすぐにピアノ教室へ。1時間生ピアノで練習するためにスタジオを取りました。アップライトピアノです。これが。全然響かない。複雑な和音の重なりによって醸し出される雰囲気が返ってこない。スクリャービンの甘美なメロディーが聞こえてこない。特徴的な音の響きが返ってこない。そのピアノが悪いのではなくて、アップライトピアノの限界のようなものを感じました。


スクリャービンの7番の譜面には、フォルテ記号が非常に少ないのです。だからと言って静かな曲かと言ったら、そうではないのです。ただのアクセントがついていたら、それはffのことだったり、mfは盛大にフォルテの曲調だったり、テヌートは音量ではなく響かせるために力を抜いて透明に浮き立たせたり、結構「強くていい音」で弾いてヤマを作らないといけないのです。なので、その表現が返ってこないアップライトは、練習しても意味がないかなと、思ったりしました。
モーツアルトとか、プーランクとかはアップライトで弾いてもきれいに出るけれど、スクリャービンはアップライトダメですね、限界を感じてしまいます。
やっぱりはやく埼玉に帰ってグランドピアノにしよう。


レッスンはなかなか有意義でした。譜面見ないでやりましたが、私なりに、どう表現したいかという欲が出てきていて、それをたくさん盛り込んでいるので、先生の方も本気で手を入れてくれたと思います。
来週一回レッスンがありますが、それはもうリハーサルみたいなものですね。出来上がっているのを先生に最後に聞いてもらうという感じです。今週は金曜と土曜が出勤なので、お昼休みに職場のグランドピアノで練習しようと思っています。


曲の長さは20分に縮まったけれど、アシュケナージは10分で弾いてるぞ!今日のレッスンで弾いた感じでは20分を切っていたけれど、もっと軽快に反射神経を駆使してピアノの端から端まで使わないといけないですね。目指せ15分です。


あーでもスクリャービン好きだな~~。またやりたいな~~。生きているうちにピアノソナタ全曲やりたいな~~。次は6番がいいなあ~~。でも長いから、もう発表会とか演奏会では弾けないなあ…。


取り合えず今晩は練習しないで、明日の準備も終わったので、ゆっくりゆったりしようと思います。

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