ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

フランス語→第九(合唱なし)

フランス語に行ってきました。今日は朝なかなか起きれなくて5度寝くらいしました。いつもは30分くらい早く行っているのですが、今日はギリギリまで寝ていました。昨晩めんどくさくてシャワーを浴びていなかったので、いつも通り30分前の到着時刻を計算して起きる時間と変わらないのですが。シャワー15分、髪の毛の乾燥5分の計算でギリギリまで布団に挟まっていました。


フランス語は、私以外に一人生徒さんがいて、はじめて会う人だったのですが、結構いろんなことで話が弾みました。バッハの話になって、フランスとドイツではバッハの演奏が全然違うんですよという話になりました。マニアックです。フランスに行った人はわかると思うのですが、フランス音楽がああですから、バッハもああなります(なんのこっちゃ)。演奏という言葉に対してフランス語ではinterpreterを使いますが、これは英語では「解釈」の意味になります。フランスでの解釈とアルマンドでの解釈は違うんですよね、どちらも本当のバッハのやりたいことを目指しているのですが、フランスのほうが旋律から入っていくのに対して、ドイツのほうが構造から入っていく、そういう違いがあります。と思っているのは私だけかな?さんざんフランスではバッハをやらされましたが、私が知っているバッハの解釈と全然違って最初は大変でした。フランスでも構造はしっかり学ぶのですが、旋律的な解釈を優先している気がしています。あと和声の響きに対してはフランス人のほうが敏感ですね。逆にフーガが上手なのはドイツ人。よく縦横の糸が綺麗になっているように思います。風土の違い?いや、ピアノやヴァイオリンの奏法そのものが、フランスとドイツでは違うので、やっぱり解釈に違いも出てくるんだと私は思います。


そんなこんなで、帰りがけに、良く行く洋服屋さんで、1万2千円だったマキシ丈ワンピースが3900円になっていたので、速攻ゲット。衝動買い?いやいや、値下がりするのを待っていたのですよ。ちょっとしたコンサートにいいかなと思って。ピンク色のロング丈で、ピアノの演奏会でも、ヴァイオリンの演奏会でも、どちらでも使えそうな感じです。この店は値下げするときはどこまで行くかというのを大体知っていたので、下がり時にゲットできました。


それから埼玉某所の大ホールへ。
乗換駅のタリーズでコーヒーを飲んで、確か開場は2時15分から、開演が3時だったから、ゆっくり行けばいいやと本を読んでいました。
ところがどっこい。カバンの中の、地図(会場までの)に、2時15分開演と書いてあります。私が鉛筆で書きました。
時刻は2時ちょっと前。
えええ!!2時15分開演ですと?間に合わない!
大急ぎで電車に乗り、5分で目的の駅について、5分でタクシーに乗って、15分丁度くらいに会場に飛び込みました。
慌てて消毒して所定の位置に並ぼうとしていると、結構人がまばら。ていうか、まだ団員さんがその辺をうろうろしている。
どうやら、2時15分は開場時間だったようです。2時15分開演じゃなかったのね。余裕で間に合っちゃったんですよね。ああタクシー代がもったいなかった…。
というか、このそそっかしさを、団員である上司に見つかってしまいました。あーまた悪印象を与えてしまった…。


それから3時の開演まで読書して過ごしましたが、席は指定で、一階席の一番後ろになりました。埼玉では有名ないいホールなんですが、こんな端っこまで音が届くかな?ちょっと心配になりました。コロナ対策で私の真後ろのドアは開けっ放しです。寒い。


演奏が始まりました。アマチュアオケなので、突っ込みどころ満載、お前ら私の前でそんなちんたら演奏してたら私が全部演奏するぞ!という思いで聞いていました。弦楽器がほとんど聞こえないんです。多分1stVn4プル半くらいの人数だったんじゃないかな…ユニゾンでやっと弦楽器の音が聞こえてきました。おいしい旋律をもらっているヴィオラに至っては全く聞こえない状況。うーん。木管楽器の縦が合ってないし、かなりまずいなと思っていたのですが。


今回このオーケストラの第九を見ようと思ったのは、なんと合唱付きではなく、合唱パートをパイプオルガンがやるということで、これは珍しいからぜひ聴かなければと思ってのことでした。ソプラノ、アルト、テノール、バスのソリストはいたのですが、合唱部分が全部オルガンなのです。
今まで私は圧倒的に弾く機会が多かったので、比較対象がないのですが(そもそもアマチュアオーケストラの演奏を聞くのだって、人生でまだ10回もないです)、聞いた感じ、それなりにかっこよく聞こえました。管楽器の音量と同じくらいの音量でのオルガンだったので、圧倒される感じはなかったのですが、音楽としては結構よかったです。オルガニストがいつも出だしで合わなかったんですが、そこまで完璧を求めるのは酷というものです。アマチュアオーケストラの演奏会ですからね。指揮者もアマチュアっぽいし。


場所的に響きを堪能できるところではなかったのですが、多分、客席でも真ん中のほうにいったら、パイプオルガンの響きをもっと感じることができたのではないかと思います。


今まで第九をパイプオルガンでやったという演奏は聴いたことがなかったので、なかなかいい経験でした。


オケいいなあ。私もやりたいなあ…でも練習嫌いだからどこかに所属するのは無理だな。トラが来たらやると言うことで。


明日から仕事。月水金が出勤です。頑張ろう。

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