ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

「あん」

お友達ブロガーさんがお勧めしてくださった映画で、見たいとずっと思っていた映画をやっと見ることができました。
アマゾンプライム入っている方は400円で見られますのでお勧めです。


最初の画像から、語り掛けてくるものがぶわっとあって、まさに、あずきの音、月の声、桜の声、風の声、鳥の声を、見て、聴きながら、最後まで映画を見ることができました。現代情報社会の私たちとは別のところで生きてきた、戦後から現代までを隔絶されたところで生きてきた人たちには、その人たちの知恵があり、耳があり、言葉があります。現代の自分たちの悩みの答えにはならないかもしれないけれど、別の視点から見ることで、何か新しい道が見えてくるというヒントを与えてくれたように思います。
みんなが何かを抱えてぶつかっている。そんな中でも、何かヒントは必ずあるんだ、それはよく耳をすませて、自然や人間の作ったものや、あらゆるものに耳を傾けて、四季の移り変わりをよく見て、…つまり感覚を研ぎ澄ませて、そうして得られた情報に素直に従うことが大事なんだなと思いました。


余談ですが、うちの母は、樹木希林さんと市原悦子さんを足して2で割ったような顔をしています。世間的に見て大変な不細工です。私はそれをまっすぐ遺伝してしまったので、西洋人顔の父親の遺伝した姉や妹と異なり、私だけ姉妹の中で不細工でした。母は良く、「お母さんに似ちゃってごめんね~」って言ってきます。若いころは大変悩みでした。できも悪かったし頭も悪かったしかわいげもなかったし、探検と冒険と戦隊ものばかりしているじゃじゃ馬で、女の子としてかわいいところの一つもなかったことの原因になっているのは、不細工だったということがあります。


でも、テレビの向こうで、母によく似た樹木希林さんや市原悦子さんが、生き生き演技されていて、造形的には確かに美人ではないんだけど、なんて所作の美しい事、品のある事、スマートなこと、クールなこと。とても素敵な顔をしていらっしゃいます。場面場面によって取り換えられるいろいろなものをお持ちで、役者ってすごいなって思って、それからよくこのお二人の出番を見てまいりました。もうすでに二人ともいなくなってしまい、新たな演技は見られませんが、ここにこうして2人のそろう名作があったということは大変私にはうれしいことです。市原悦子さんは、ぱっと画面を華やかにさせる不思議な力がありますし、樹木希林さんは人をぐっと引きこむ魅力があるんです。


ふう。おなかいっぱい。でも、あんがたべたくなりました。これからどら焼き買いに行ってきます。3日間引きこもっていたので、食料がありません。ポンカンも3日で6個食べちゃったし。


金曜からいろいろありましたが、今は元通り薬を飲んで元気に微熱状態でまったりしています。休めるときは休む、頑張れるときに、精いっぱいやればいい。一人なんだからそのくらい融通は聞くでしょう。幸い仕事もひと段落ついたところだし。
まだちょっと元気にはなり切れていなくて、読書したり音楽する元気はないのですが、明日から仕事には行けそうなので、また一週間頑張ろうと思います。3月までもうすぐです。


さてこれから笑点見て鉄腕ダッシュ見て燃焼スープ作って、良く寝るぞ!


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