ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

病院→買い物→美容院→もろもろ

10時に病院の予約を入れていたので行ってきました。
先生といろいろ話しました。「それだけ理路整然と話せて、対策や対応が分かっていて、不調があるのはわかるけれど、とても病人ではないですね」がーーん。


でも、一応診断書書いてもらいました。
明らかに4月から悪化しているので、先生も理解してくれているようです。


帰りは自転車でずぶぬれになりながら帰って、一時退避でスーパーに行ったんですけど、そこでドラッグストアなどをふらふらと見ながらよく考えました。


今、まだ試用期間の段階で、診断書を出して、業務の軽減や、在宅勤務日の増加を医者から指示されたというのを会社が受け取って、「こいつはうちの会社ではやっていけないな」と思われはしないだろうか。試用期間中で、「あなたはこの会社ではやっていけないので、継続して雇用しません」と言われるんじゃないだろうか。


そもそも社長が「病気になるような人間なんか雇わない」という、常に文句を言っている方なので、絶対に、同情をしてくれないし、事情を飲み込もうともしてくれないと思います。例えば国研から来てカルチャーの違いに戸惑っている間に仕事が山のように降ってきて呼吸できないくらい大変だという事情を言ったとしても、それは一言で「仕事ができない」と片付けるような、そんな社長です。データ解析なんてやったことないわけですから。


いじわるの方の上司もそうなんです。できないなら辞めればいい、っていう方。どんどんと、データ解析なら何でもすぐに出来るだろうと、ポンポンと仕事を投げてくる。これからもどんどん投げてくる。データサイエンティストなら何でもできるだろ?と、データ解析やったことない人だから、そういうことを平気で言ってくる。データを任された以上、やることは生データからの確認ですよね、実験装置が10くらいあるとして、これから1か月で10の解析を任されたら、完璧に、無理です。1つの実験装置の解析に2週間から3週間、それも専門家に話を聞きながら。どう表現していいかという検討に1週間、そのプログラムを組んで検証するのに1週間。私はそのくらいの時間をかけますから、ぽんとデータを投げられて、はいどうぞと、エクセルで書いたようなデータを出せないんです。エクセルは基本的なこと頃しか使えないですし。エクセルでできるなら私なんぞ雇わなければいいわけですし。


ここで診断書を出して、業務の軽減、在宅勤務の奨励なんてことを、医者が言っていると言ったとなると、マジで私、仕事を失いますよ。


私の会社は製造業です。そこで私は初めて雇われたデータ専門の人間です。モノを作るには、いつまでにどんなことを、どういう方法でやる、というのがあると思うのですが、データ解析の場合は、そのデータがどういう解析方法に向いているのかを検証するのに時間がかかり、そして選択した解析方法で失敗する場合も多々あるのです。うちの上司はそういうのを理解しないわけです。製造業と同じように、正しいプロセスでやれば正しい結果が出るから、最初から正しいプロセスでやれという。


研究は、まず間違いから始まるんですよね。私の知人の東大の教授は、ある星のシミュレーションコードのパラメータをめちゃめちゃ間違えて、計算したら変な結果になって、そこから大発見をしました。そのおかげで若くして東大の教授になれたわけです。そういう事が多々あり、そういうことから大発見が見つかっていくんです。


まあ、私は研究職ではないのかもしれませんが、データサイエンティストだから、サイエンティストってついているから、科学者。科学の方法が一発ですんなり見つかれば、それはもう科学じゃなくて、だたのルーチンワークです。


美容院で髪の毛染めている間もずっと考えて、はたして診断書を出していいものかどうしようか、本当に悩みました。もし可能だったら、信頼している方のいい人の方の上司に相談して、人事の人に相談して、人事が受け取ると言ったらそれに従って、直属の上司には何も言わないようにと考えています。


一人では決められない。だけど今の仕事量では私は過労で自殺してしまう。
それを避けるには、今のダメな方の上司の考え方を変えてもらう必要がある。


どうしたらいいんだあ…。


わからないからピアノ弾いて来よう。今日は湿気があって音が響かないけれど、時間は沢山ある。頑張ろう。目指せ1週間でバルカローレ暗譜。


ああでも休日も仕事のことが頭から離れない…薬ももらってきたんですが、気分が腫れるわけではないし、気持ちが切り替わるわけではないです。
嫌な気持ちが切り替わる薬があったら、売れると思いません?ないかなあ…。

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