ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

怠い―重いー。でも超仕事した。

明日は病院と決まったら少し気分が楽になりました。前にもお世話になったことがある先生なので、最近の様子を書いて、1か月半であっという間に坂を転げ落ちるように悪化してしまった話をしようと思います。


今日は前の職場の同期会のリモート飲み会でした。私は8時半ギリギリまで仕事をしていたので、「ちょっとお風呂入ってくる」とお断りを入れて、風呂上がりの姿で(ちゃんと服は着てました)、煮込みうどん持って、同期と飲み会です(私は飲まないけれど)。


思うんですけど、国研にいたときって、なんだかんだいって、みんな、人間がいい人(悪い人もたくさんいたけれど)、育ちがいい人、裕福な人が多かったと思うのです。そうですよね、大学院のドクターまで行ける人って、ものすごく高い志を持っているか、そこまで行ける経済的余裕があるか、わざわざドクターに行くことを理解してくれる教育の高いご両親がいるか、ですよね。普通の人って私くらいです。


そういう人たちの中で25年いてみてくださいよ、一般の民間の会社に行ったら、私なんてこんなにやわいんだ、よわいんだ、根性がないんだって、思ってしまいますよね。


民間の人を見下しているわけではなくて、今まで私のいたところが、ぬるま湯だったということが言いたいのです。今日も、研究所の同期会だったのだけれど、話してみるとやっぱり同じくらいの年なのに、考え方が、雲の上の人だなと思う。国のお金を使って、国の大きなプロジェクトに参加していて、大きな成果を残していて、小さいお金のことにせこせこしていないし、そうやって社会参加していくことになんの不思議も感じていない。でもみんな在宅で気ままに仕事してる。うちの会社みたいに、在宅は仕事してないんじゃないかと疑われたり、毎日結果出さないと怒られたりしない。研究所にいたころは、結果なんて年数賭けて大きなものを出せばよかった。今の会社のちまちました、毎日の小さな結果の積み重ねでは、決して大きな開発はできないし、大きなプロジェクトには乗っかれないし、私は今の会社になじんではいけないんだと心から思いました。


いい人の方の上司は、私みたいに、会社になじまないで、客観的に見れる人がいるのはいいことだと言ってくださいますが、嫌いな方の上司は、会社になじまないなんてどういう事だ、会社になじんで、みんなになじんで、やり方になじんで、それでいてこの会社の社員だという。みんなになじむことはしますが、ちっちゃい成果主義にはなじみたくありません。そこは通そうと思います。


ビジネスの教科書、ビジネスのモデルを押し付けてくる嫌いな方の上司に、迎合するつもりはありません。私は腐っても研究者です。売上出してなんぼでも、ちゃんと研究して、その製品が、世に出して評価されるに足る証拠を出す研究をさせてもらおうとおもいます。ビジネスモデルはそれができる人がやればいいと思います。私には私ができることをやればいいと思います。


開き直って頑張るんだ。

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