ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

9月まで何をやるか。

ピアノの先生が、9月まででレッスンを中止するそうです。留学されるそうです。
行くなら、1年とかじゃなくて、3年5年、行ってきた方がいいですよ、という話をしたりして、いろいろ話していたら、お互いのバックグラウンドがわかりました。今まで私は先生の出身も知らなかったし、G大出たことは知っているけれどそれ以上何も知りませんでした。


レッスンには自信をつけるために持っていった平均律の7番、先生の前ではボロボロになってしまいました。あれこれ直されて、「フーガの3声と言っても3つとも歌なので、もっと横をつなげるように」「同じパターンの音型を同じ弾き方で弾けるように」「SubitFとかSubitPは基本無し」という、当たり前といえば当たり前の、バッハの基本の指示を受けました。そんなこと知ってるよお…それが全然できてなかったってことですよね。出来ているつもりでいたけれど、先生にはそう聞こえなかったってことですよね。うーん。深く反省。


先生が海外に行ってしまうまでにまだレッスンがありますが、その間何をやるか。譜読みに付き合っていただくのは時間の無駄なので、今までやった曲で、自分のレパートリーになっている曲を、ちゃんとした弾き方で弾けるようにしてもらいましょう。手始めに、前の先生から合格をいただけなかった、ベートーヴェンの悲愴の1楽章とか。あとショパンのバラ4、幻想ポロネーズ、スクリャービンの4番、ベートーヴェンの月光の3楽章、9月までネタが尽きないですね。今までちゃんと先生に見てもらえなかった、あるいは以前の先生に見ていただいても満足できていなかったものを、無理やり持っていこうと思います。5,6,7,8,9月で5か月、合計10レッスン。1曲2レッスンでこのくらいかな。


昔やった曲をひっくり返すのは、その時の心理状態がぶわっと思い出されるので、本当はやりたくないんですが、悠長に構えていたらせっかく教わる機会を逃してしまう。いい音の見本がここにあるうちに、自分の悪いところをなおしてもらおうという魂胆です。


今日も30分くらいは音の出し方で終わりました。先生いい音出てる。ブリリアントな音が出る。対して私はへなへなな感じです。私は耳がいいので、先生の弾いた音を覚えていて、自分で再現させようとするのですが、近づくけれど同じ音にはならない。そのことに少々焦りを感じています。いい演奏するには、ああいう音じゃないといかんのです。そりゃ先生はレベルが違いますよ、国際コンクールで賞を取るくらいの人ですよ。だけどちょっとでも近づきたいじゃないですか。いい音がそこにあったら、自分のものにしたいと思うじゃないですか。
というので今日もピアノを頑張ろうと思います。
ヴァイオリンもやろう。


そろそろ筍見に行かないとですね。明日フランス語なので、帰ってきたら、竹林に行きますかね。ずっと休みなしだからしんどいですけど、来週は週の3日が在宅なので、仕事は楽にできそうです。

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