ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

乳がん術後6年目検診+新しい会社

本日は、朝も早くから自転車かっ飛ばして、東京に住んでいた時の近所の病院へ。先日検査した乳がん術後6年目検診の結果を聞きに行ってまいりました。


電車の移動距離が長いので、本が良く読める。今、ショパンに関連した小説を読んでいるのですが、うーん、これじゃない感というか、書き手が、幼いと思ってしまう。平野啓一郎さんという作家さんなんですが、いろいろ調べて書いているようなのですが、人間の思考というのはみんながみんなそういう思考方法を持っているわけじゃないということを知るべきだなと思ったりして、先まで読み進めるか悩んでいます。あとフランスではそんなあいさつしないよ、っていうところとか、音楽家はそんなことしないよ、っていうところとか、なんかね、ディテールが日本なんですよね…。


読んでいる間は気がまぎれました。下手な文学作品より、読みごたえがあるといいますか、いちいちツッコミどころが多いので、飽きないで読んでいました。そこはこうやろ!というところがいろいろあって、私が編集ならこの辺書き直させるなとか、考えながら読んでいました。えらそうでごめんなさい、だけど文化の違いはやっぱりどっぷり浸からないとわからないですよ。それにこと音楽の事となったらその上での礼儀や作法もありますからね、そういうもんじゃないんですよって思うところは沢山あるのです。


さて、今日は病院に早めについたのに、予約した時間通りに呼ばれました。


「今年も何も異常は見られませんでした、来年の予約入れますよ」


以上。


3分検診というやつでしょうか。もっと短いかも?
ほっ。
今年は珍しく血液検査の結果もくれました。
肝臓の値が悪いのに、先生からのコメントは無しでした。
放射線科の先生に、SCC抗体が高いんですって相談をしたら、そういう人がいるからあまり心配しないでいいのよ~とおっしゃいました。がんのプロである先生の言うことだから、信じようと思います。来年また腫瘍マーカーで陽性が出たら、その時検査ですかね。今年は忙しいので検査なしで。


ほっとした足で、ブリオッシュドレに行って、大好きなサンドイッチとカヌレを食べました。本当に、検査から、結果発表まで、この何とも言えない時間を、なんと言ったらいいんだろうかと思います。それから解放された時の、なんといいますか、死刑執行の猶予ができた感。まだ生きられるという感触。


来年の予約は、もういろいろいっぱいで3月は取れないと言われて4月にされてしまいました。来年の4月って何やってるんだろうな。


お昼食べて、中央線に乗って、新宿で乗り換えて、4月から入る会社に行ってまいりました。やっと、私の配属される部署が出来たそうです。上司は一人。その上は社長です。実質私一人の部署です。5月に新入社員が入って来るそうなので、それはそれで楽しみです。それから、今まで国の研究機関で一緒に仕事をしていた、とある信頼できる関西の大学の先生が、一緒に研究をしてくださるそうです。これには驚きました。D出て以来の付き合いのある先生とコンタクトを取ってくださっていたなんて、私にとっていいことだらけです。


いろいろ意見を言って、私は「言う人」と認識されたようです。こうしたほうがいい、こういうアイデアもある、こういう事もやったらいい、というようなことを提案した感じですが、普通は入社前からそんなに言う人はいないみたいです。ほえー。言いたいこといっぱいあるよ、日本の未来のため、自然環境のため、地球の未来のため、やることいっぱいあるでしょう。いち企業だけれど、目指すは世界平和なのだよ。


ということでいっぱい喋ってきて、夕飯食べて落ち着いたところです。
そろそろちょっと部屋の荷物の移動を始めないといけないですね。今晩こそはピアノを練習しますが、その前に楽譜とか移動させておかないと。ベッドも今日移動させる予定でしたが、明日早朝に起きてやればいいですかね。とても疲れて、ピアノだけで精一杯な気がしています。それに寒いし。明日6時くらいに起きて頑張ってやろうかな…。父のラジオとかもあるから、結構いろいろ運ばないといけないんですけど…ああ面倒くさい。安心しきってしまってもう今日はピアノ以外のことは考えられないです。


決めた、ピアノ弾こう。
片付けは明日の早朝やります。8時くらいには業者さんが来るそうですから、それまでに片付けです。
旅行から帰って洗濯もしてないですが、これは明日、業者さんが入ってから、ゆっくりやりましょうかね。


ともかく何とか6年目クリアしました。

×

非ログインユーザーとして返信する