ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

最後のピアノのレッスンでした

今日はちょっと早く勤務を開始して、計算をガシガシやらせておりました。
今日は最後のレッスンだから、先生に何かお礼をしなければ。昨日考えておけばよかったのですが、すっかり忘れていて、考えていませんでした。何か差し上げるようなものはないかな…。


母が手作りで作ったアクリル毛糸のスポンジがわらわらと落ちてきたので、それを2つあげることにして、ちょっと電車に乗って栄えた町まで出て、ロクシタンに行ってハンドクリームと石鹼を買ってきました。クリスマスっぽいし、本当にお世話になったから(今まで放置されていた私の欠点をすべて明らかにしてくださった大変恩のある先生です)、何かあげたいと思って、買ってきました。


最後のレッスン前に練習室で練習させてもらいました。グランドで1時間。今日ですべての曲を終わりにしなければということで、頑張りました。


レッスンは相変わらず熱いレッスンでした。練習曲は丁寧に左右をやって、部分的に抜き出して練習もしてみて、通してみたらできるようになっていました。先生魔術師だわ。かつては、私は楽譜に書かれた通りの指を使えなくて、楽譜に書かれた通りのアーティキュレーションが出来なくて(まるっと無視して)勝手に弾いていたのが、今ではちゃんと楽譜通りに弾けている。すごい進化だと思います。今までの先生は、そもそも私の指使いとか見てなかったですからね。それに音楽が一編通りでバリエーションがなかった。それに比べて今の先生は、ショパンはショパンらしく、ブラームスはブラームスらしく、シューベルトはシューベルトらしく、しっかり作曲家に合った曲想と弾き方で教えてくれるのです。
練習曲は合格。
そして今日持って行ったのはショパンの幻想即興曲。1回しかレッスンがないから1回でできるものを選びました。人によって弾き方いろいろなんですが、良く分析してみると、本当によくできた曲だと思います。即興曲だから、形式の指定がなく、雰囲気や、決まったリズムなどを持っていない、自由なつくりなのですが、幻想即興曲はABACの形。Bの部分の甘美なメロディーは有名ですよね。でも同じこと何回か繰り返すので、回数を間違えてしまいます。
レッスンでは、アーティキュレーションのことを言われて、あくまで譜面に書かれた通りのことをするように言われて、結構なおしたところがありましたが、後は、ショパンらしいトリルや前打音の付け方を教わりました。
良くできてますよ。これもいいでしょう。
ということで、今日ですべての曲が終わりました。
本当にいい先生に出会いました。また機会があったら見てほしいと思っています。7月と12月に演奏会があるのでそれには出てほしいと言っていました。忙しいなあ…でもいいんです、しばらくピアノ頑張るので、出ます。7月はスクリャービンを、12月はショパンを弾こうと思います。もうこれは固定で。今後ずっとそれでやっていこうと思います。10月にも発表会がありますが、それはコンサートグレードと重なるので、コンサートグレードの曲をやることにして。あ、早速5月にコンサートがあるのでそれに向けてストラビンスキーの譜読みを明日から始めます。


今日は終わった記念で夕飯にケーキを食べました。ちゃんと食べろよ~だけど出かけにリンゴ半分食べたのでおなかいっぱいなんですよ。クリスマスはケーキ食べるわけじゃないので(イブは出勤です)、今日がクリスマスケーキの代わりですね。ああそういえば塩気のあるもの食べてませんね。おせんべい買ってきたから食べるかな…。


やっとピアノが終わったので、やっと明日から部屋の片づけに入れます。とりあえず重いものから始めます。楽譜を段ボールに詰めてから、本を段ボールに詰めて、洋服は最後。でも服を入れる袋と防虫剤は買ってきました。本格的に引っ越しに向けて動きます。


いいレッスンでした。1回1万出した意味がありました。本当にいい先生っていうのは、経験値が違うんだなと思います。
これからもこの先生とはずっと続くと思います。先生に教わったこと、しっかり身に着けて今後もピアノを頑張っていこうと思います。

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