ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ピアノ練習連続34日で記録ストップ+レッスン

昨日は、夜8時から30分ほどヴァイオリンの練習をしましたが、そのあと、何とも言えないひどい疲労感で、ピアノの練習ができませんでした。月曜レッスンだから、せめて通し練習くらいしていかないとと思いましたが、ヴァイオリンをしまって横になってから全く起き上がれず。重い譜面台を持って結構歩いたから、疲れが出たんだろうと思いました。シャワーも浴びず、11時には寝てしまいました。ピアノを11月の1日から連続して毎日練習し続けたのですが、その記録がとうとう途絶えてしまいました。残念。


寝たら疲れが取れていた若い頃とは今は違いますね。
今朝起きたらひどい疲れで、起き上がれず。今日有給取っておいてよかったとつくづく思うのでした。目は覚めているのだけれど、身体が動かない。なんじゃこりゃ~。この前しんどかった時と同じやな。おかしいな、コエンザイムQ10とってるのに。酵素も取ってるのに。


ご飯を食べられなくて、布団の中でうだうだしていました。12時前には出なければ2時間かかる先生のお宅にレッスンに行けない。とりあえず10時の開店を待って、近所の薬局に行ってエナジードリンクをアドバイスしてもらって購入しました。先日からお勧めは若甦ばかりですね、1本600円するのですが、余計な成分が入っていなくて、体の疲れには一番効くんだそうです。高いけれど購入。同量のお湯で割って飲むとよく効くんだそうです。それからコンビニにいって、疲労を抑える効果のあるゼリー飲料を購入。両方しっかり飲んで、また布団に入って11時になって、エナジードリンクの効果もなく、ぐったりしていましたが、根性で起きだして、練習もせずにピアノの先生のお宅に向かいました。


昔習ってた先生なので、私のことはよく知っているわけですが。
2時間かけてレッスンに行くのも、先生が私の弱点を良く知っていて、それを克服する方法を教えたいからということだったのですが。


2時に到着、3時半まで雑談。そこから1時間半レッスン。ショパンの解釈っていっぱいあるんだなあと思いました。バラ1はこれで3人の先生に見てもらいましたが、うーん。今定期的に習っている先生と、芸大出の先生の解釈は似ていて、あまりガンガン音を出さない弾き方を推奨するのに対して、今日見てもらった、昔からの先生は、ガンガン鳴らせという。弱いところは弱く、強いところは強く、ごく当たり前の指導なんですが、うーん。ウィーンで学んできた奏法らしいですが、違うな~。私の思うショパンと全然違うんです。


例えばワルツ的なスケルツォ的なところがあるんですが、そこを、左手の低い1拍めの音を出せって言います。ずんちゃっちゃっずんちゃっちゃっ、の「ずん」のところを大きく出すのが大事だと言います。私はそうは思わなくて、ここは2拍目に相当する和音がアクセントのようになっているから出すとしたらそっちだと思うのです。ウィンナーワルツだったらずんちゃっちゃでいいと思うんですが、ショパンはそうじゃないと思っていて、考えが違うなと思いました。でも先生の言う通り一応弾いてみました。それらしくなるんですが、これじゃない感でいっぱいです。
なお、この先生は、長期海外にいたわけじゃなくて、2週間くらいの講習会でウィーンに行ったことがあるようで、その時にバラ1を持って行ったんだそうです。しかも私が一番楽譜の中では買わないようにしていた春秋社版の楽譜で持って行ったようで。春秋社の楽譜は原典版と大きく違うから(いらん指示がたくさん書かれている)、特に井口先生の版はそれはそういうものなのだと解釈して私は真似しないようにしています。表現の細かいことが書かれていてとてもいいという人もいますし、上手に使えば最高なんですが、私には合ってない感じがあります。


解釈解釈って偉そうなこと言いますけどね。どう表現するかなんですけど、そこは自由に決めさせてほしいということが結構ありましてですね。その点についてバッハやベートーヴェンでいろいろ懲りているので、楽譜は原典版を買うことにしていたのですが、今回は「持ち運びが便利だから」という意味で全音のピース版を買いました。これが。予測不可能なペダル指示と、パデレフスキ版みたいなシンプルな書き方で、最初はすごく抵抗がありましたが、今はこの解釈もありかなと思っているので、とりあえず書かれていることに忠実にやってみることに決めたのです。それはそれで、それなりに完成してきたなと思っていたのですが、今日のレッスンでは、なんというか、せっかく水墨画で色付けしたものを、全部派手な色彩の絵の具で上書きされた気分です。


ちなみにオーストリア人とフランス人は仲良くないとされています。
ショパンの解釈に関しては含蓄がありまくりのフランス人のショパンに対して、ベートーヴェンやモーツアルトの流れから来るオーストリアって、どうなんだろう。絶対的に正しいわけじゃないですよね。音楽に正解はないんですが、今日の先生は「私はこういう解釈ですが…」ということに対してすべてNOで返してきましたので、うーん。どうなんだろうと思っています。再度練習してみたいですが、疲労がひどいので今日も練習出来るかわかりません。


レッスンから帰ってきて食欲が全然なくて、水分も取れなくて、もうどうしようかと思ったのですが、何とかご飯を詰め込んで、みかん食べて、少し元気になれたかな?
でもものすごく疲れています。全然弾けなかったです。本当に今度の日曜弾けるんだろうか。そもそもそれには明後日水曜のレッスンでばっちり弾けてないといけないんですが、とても弾けているとは言えないレベルでした。
先生の家のピアノ、鳴らしても全然音が帰ってこない。中間色が全然出ない。デジタルピアノみたいに、オンかオフしかない。まだ私の電子ピアノの方が色彩豊かな感じです。私はいつもこのピアノで弾いても何も帰ってこないので、びっくりしてしまって弾けなくなってしまいます。
演奏会前に行くんじゃなかったなあ…自信を失ってしまいました。


疲れたし、自信失くしたし、もう今日は寝るかな。ヴァイオリンは練習しないと…だけど今日くらいはいいかな?自分に甘いのはどうかと思うけれど、すごく疲れているのに無理してやってもいい結果にならないですからね。


寝よう。決めた。おやすみなさい。

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