ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

10月8日の試験、合格してました

試験は10月8日でした。スクリャービンの出だしで弾きなおしを何回もしてしまって、これはもう落ちたと思ってあきらめて次に踏み出そうと、立ち直ってきて、次はショパンで受けようと、勇んでいたところに、今朝、合格通知が届きました。


まじですか!!!


すぐに先生にお知らせして。来年はさらに上のクラスを受けることになりまして。
うわあああああ本当に受かったの?
この3週間の苦しみは何だったの??


実はこの試験、当日に待っていれば合否が分かるようになっています。偉い先生が批評をしてくれるので、それでSABCDと5段階ついて、B以上で合格なのです。


本当にもう、気をもんだ3週間でした。自分をずっと責めてきました。あの時、弾き直ししていなければ。あの時楽譜の間違いを見つけていなければ。あの時フィンガリングの変更をしていなければ。後悔することだらけで、それでもその曲を今度の11月の演奏会でやらないといけないので、しばらく置いておいたのですが、やり直してみると苦しいことばかりで。
苦しかった~。
これからは当日自信を持って合否を聞けるように、もっとちゃんとした、簡単な曲で受験しようと思います。


いやいや、もう落ちたと思ってたから来年の曲を何にするか考えていて、課題曲はショパンのマズルカにしようかなと思っていたのですが、合格したとすると来年の課題曲はまた先生と相談しなおしなので、ショパンの本を今急いで買う必要がなくなってしまいました。楽譜はいくつか必要になったので早速頼みましたが、ショパンの6千円の本は、中古で出回るのを待とうかと思っています。


終わり良ければ総て良し!


今月はあまりたくさん練習出来ませんでした。でも先月すごい練習したので、「練習すればどんな難しい曲でも弾けるようになる」ということはわかりました。ただ、「どんなに練習しても惑わされる要素があったら必ずそこで間違える」ということも覚えました。演奏している時に、運で、勢いで、乗り切れ!っていう事はできないんですね。10回のうち10回弾けないと、本番では弾けないのです。ここ間違えるかも、って思っていたら必ず間違える。


11月の演奏会も、ちゃんと丁寧に仕上げていって、完璧を目指そうと思います。
ヴァイオリンも練習3回目くらいですかね、手は覚えているのですがうまく動かないので、これから特訓です。毎日2時間は練習したいですね。ピアノは逆に1時間でいいです。


なんだ~いろいろ取り越し苦労が無駄になったなあ…来年の受験が出来るのかわかりませんが(なにせ私は来年長期出張でヨーロッパに行くのです…)、一番上まではまだあと2段階段がありますから、それを乗り越えないと。


まあ、一番上を取るのに10年かける予定だったので、急ぎません。次は落ちるかもしれないです。でも、今回も演奏を聴いていたりして、ちゃんとした音を出せる人って少ないんだなあと思いました。前のピアノの先生が言っていた通り、正しい音の出し方が出来なくてもいいところの音大に入れるというのはあながち間違いじゃないのかもです。


ともかく落ち着きました。
薬でしんどくなったりしたし、コロナワクチンもあったけれど、何がしんどいってこのピアノの試験で自分がすごいミスをしたことが一番許せなかったので、こうして合格をいただけたことで少しは自分をいたわってあげられそうかなと思っています。


総括します~。

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