ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

柿がいっぱい取れました+古民家診断

今年は柿が大量にできたけれど、うちでは食べきれないし、取り切れないので、鳥の餌にすることにしました。ほとんど取らないで残しておきました。知り合いで柿とりに来たい人がいたら、いくらでも招待するのですが、今回は埼玉に来た目的が柿ではなかったので、柿は放置です。

皮が黒ずんでしまうんですが、黒い柿ほど、甘くておいしいんですよね。見た目は悪いけど味がいい。


今日は朝9時から古民家鑑定士さんたちが来て、家の点検をしてくれました。最初に、耐震構造を調べる試験をやってくれて、うちは、東西方向には耐震補強が必要なほど揺れるということが判明。そりゃ、南北面は窓しかないから、良く揺れるでしょう。東西方向は壁が少しあるから、南北方向はギリギリ耐震補強が必要ないくらいの揺れだそうです。


面白かったです。庭と家に振動を測る機械を置いて、例えばちょっと壁を押してみたりすると、家の振動の波形がPCのモニターに出てくるんです。そんな微小な揺れを観測しているんですね。それに、家というのは固有振動を持っていて、何もしなくてもひそかに揺れているらしいのです。家が何もしなくても歌ってるみたいで、素敵ですね。


それから、床下に、カメラ搭載の小さなキャタピラが入って、床下を診断してくれました。幸いなことに今はシロアリがいないそうですが、一部、かつて大昔、白アリがいた形跡が見つかっています。でも被害はほとんどないようなもので、床下、きれいでした。
昔の(150年前)工法なので、地下で木の枠組みが、釘などを使わないでしっかり組んでありました。柱は、石の上にどんっと建てられています。直径1メートルくらいの大きな石の上に、大黒柱の次に重要な柱(中黒柱?)が立っていました。大黒柱は、土間との境目にあったので、あまり大きな石を使えなかったから、代わりに2番目の柱にこの巨大な石を使ったのだろうとのことです。
それから家じゅうの水平を測定して、部屋の傾きなども調べてくれました。


オプションで、蔵と別宅も見てくれました。別宅は大正時代の建築物で、屋根に工夫がしてあって柱をたくさん使わないでも頑丈に持つ工法で建てられているのだそうです。蔵のほうは、特に問題がないそうで、まだまだ使えるとのこと。過去に屋根の修理をやっていて、それがしっかりしているので漆喰の崩れもほぼ見られないそうです。


母屋については、骨格がしっかりしているし、大きな傾きはないし、屋根さえ直せばまだまだ持ちますよとのお墨付きをいただきました。取り壊し建て替えしなくて済みそうです。屋根を直すのには1千万くらいかかりそうですが、取り壊して立て替えたらもっとかかるから、そのくらいで済みそうでよかったかなと思っています。まだこれから古民家の屋根を直せる業者さんを探して見積もりとって相談の上ですかね。


いつ頃実行するか。いつ頃屋根を直すか。母が元気なうちにはやってしまいたいのでここ2,3年のうちでしょうかね。


業者さんは3人で来たのですが、彼らに柿をたっぷり持って帰ってもらって、それからちょっと離れたところにある、うちの畑を見に行きました。もう誰も耕す人がいない畑ですが、近所のお世話好きなおじさんが草刈りをしてくれていました。この土地は早く売りたいですが、畑を買ってくれる人なんているんだろうか…今なら大きな栗の木や南高梅、小梅、桑の木、そして沢蟹もいる湧水源がついてきます。走り回れます。肥沃なので何でもできます。日当たり良好で超お勧めです。駐車場完備、トイレは、近くにコンビニがあるからそこを使ってもらうか、うちまで来てもらうかですね。できれば畑を買ってほしいですが、せめて借りてくれる人がいたらいいなあ…場所は埼玉の地図上の真ん中あたりです。


所で、セラミックファンヒーター、購入したのをこの2日間使っています。今日は昼間温かかったので出番はありませんでしたが、夜、さすがにこれ一つでは寒いということがわかりました。すぐに暖かくなるし、部屋全体がほんのり温かくなるのですが、氷点下近くまでになる埼玉の冬はこれではちょっと足りない感じです。ダイソンのビックな空気清浄機付きエアコンを買うか、やっぱり灯油ストーブに戻すか、議論の最中です。

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