またしても老人に無理させちゃったと後悔しています。
奈良公園散策ついでの東大寺と春日大社であれば御老人も大丈夫かと思い、近鉄奈良駅からバスで東大寺南大門で下車し、あるいて東大寺へ。平らなコースだから大丈夫とおもってました。

南大門です。
御老人には、ちょっとした段差が辛かったようで、門を跨ぐのが大変なのだそうで。

大仏殿です。でかい。イタリアもいろいろでかかったけどこれはでかい。しかも木造建築ですから、マニフィックです。
内部の写真は撮れませんでしたが、雨のなかやっとたどり着いた大仏さまは、ちょっと異国の顔をしていました。
ここから裏へ廻ればすぐ正倉院と思って行ってみました。今日の鹿さんたちは、こちらの財布事情や世の不景気を理解しているのか、天気のせいか、どんよりしていて人に寄って来ませんでした。

正倉院です。暗く写ってますが見たら教科書に載っているそのままでした。
そこから、休んでからいこうと思ったのですが、春日大社まで1キロの登りを母は歩くと言います。大丈夫かと思いましたが、母も今回が最初で最後と思ってか、がんばってくれました。私一人だったらすいすいと行くのですが、思ったより母は年寄りなのだと認めなければいけないなと。早く休ませてあげたいと春日大社にいそぎましたが、山の上で休めるところは何もなし。母は頑張ってくれて春日大社も観光できました。朱色の鮮やかさが他の神社と違うのですね。赤と言うよりオレンジです。
撮影は出来ませんでしたが、外に移された若宮社はこんなかんじで、赤も強く神社の作りもちょっと違います。

他の神社と同じ赤系ですね。
すぐにバス乗り場に出て、昨日よりしんどいという母をのせて近鉄奈良駅に帰ってきて、お昼にしようとしましたが、母が疲れすぎているというのでシフォンケーキとコーヒーで済ませることに。お土産に母に鹿柄の文庫本のブックカバーを買ってあげて、お土産と我々のおやつに菊屋の最中と菊の尋という黄身あんのお菓子を買って、奈良の観光センターに行って、明日法隆寺に行きたいけれどどうしたらいいか相談に乗ってもらいました。荷物を持っていくので荷物預けがないか確認してもらったり、近鉄奈良駅からバスで行く行き方を教えてもらったり、大変丁寧に教えてもらい明日の準備は万全です。あとは母に疲れをとってもらうだけですね。明日は東京にかえるので、最後に一番見てもらいたかった法隆寺を見て満足してもらいたいです。
和菓子は大変おいしゅうございました。奈良らしい夕飯を探していますが、案外と洋食屋さんが多く、和食でなくともいつもと違ったものが食べられるかなと思っています。昨日はサイゼリアにいってしまいました。行こうと思った店が閉店間際で入れず、近鉄の駅の上にいきました。今日は蔓延防止なんたらが解除されたので、遅くても大丈夫かと思います。明日は無理しない程度に法隆寺を見てもらって、お土産買って東京に戻ります。

昨日仁和寺で引いたおみくじは大吉でした。いい出会いがあるでしょうとのことです。前向きに仕事を頑張ろうと思います。一緒に入っていたチャームみたいなものには和のもじが。和を大切にいい部署を作っていこうと思います。