リハビリ喫茶店
昨日のリハビリは、2時間くらいピアノを弾きました。あまりアクロバティックなものや、和音で推移していくような曲はまだちょっと胸のあたりが痛むので、おとなしく、軽い指のタッチで粒をそろえてひけるくらいに、バッハからベートーベン辺りをひととおり。ショパンとかは、簡単なのは弾けるけど、難しいのはちょっと右腕に負担がかかりすぎてまだ無理だった。ひじが遠くに開かない感じです。
今日はヴァイオリンに挑戦してみようかな。ヴィオラでもいいですね、そっちのほうが重いし、腕の稼動範囲も広がるしテクニックの数も多いので、いっぺんに右手の繊細さを確かめるんだったらヴィオラのほうがいいですね。
って、これも痛み止めが効いているからできるんでしょうけれど、そろそろロキソニン切れます。痛み止め大事に飲まないと。
右乳がんの手術で、右腕に痺れなど出なかったことが幸いですが、これからまた変わっていくかもしれないので、慎重に、じっくりリハビリです。弦楽器奏者にとっては右手は命ですからね。
今日の午前中のリハビリは散歩でした。昨日見つけたブリオッシュドレで昼食。やっぱりバゲットは粉分が多いというか、あのパリの、外側かりっと内側ねばっと、と言う感じにはなかったなあ…。サンドイッチとカフェラテで900円とはお高めでした。店員さんがなれないフランス語を使っているのを聞いて、なんかちょっとこそばゆいようなきぶんにもなりました。
それから本屋めぐり。GWの後半詠みたい本を探そうと思っていたのですが、思いのほかはやく「これ以外にない」という本を見つけてしまいまして、速攻お買い上げのご帰宅でした。
数学者の岡潔先生の著書が4冊も出ていたのでこれを読むことにしました。いずれも40年くらい前にかかれた随筆なのですが、現代をまるで予測していたかのような、今にも通じる哲学があります。先生のおっしゃる情緒と言うものを、合理的にばっさばっさと切り倒していく教育はあってはならないというところに共感を覚えます。
まあそれはよしとして、ゆったりした午後の始まりです。療養生活っていいなあ…。永遠にGWつつかないかなあ…。
ぽちっとすると何かのランクが上がります。よろしくお願いします。