ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

何もしなかった一日

こういう日もあっていいのだなと、最近は思えるようになりました。
掃除して、洗濯して、アマプラでアニメ見て、ぼけーっとしていました。


残り少ない自由な日々をのらりくらりと堪能しましょう。明日もお休みです。明日はいろいろ宅急便を受け取るので、家でのんびりします。受け取り終わったらスーパーに買い物に行かねば。来週は母が来るので、ご飯はそんなに買わなくていいんですが。


ピアノで、バッハの平均律で何をやろうか、楽譜を出してあれこれ見ていました。昔は手が自由に動いて、しばらく弾いていない曲でも体が覚えていて、すらすら弾けていたんですが、なんでしょう、ヴァイオリンを勉強するのでパリにいったきっかけでピアノを弾かなくなって、今までの貯金が0になってしまったようで、全く手が動きません。

平均律も、まともに先生に習っていないので、譜面に指番号が書かれていません(いろいろ楽譜を持っていてどれで習ったかが定かではありません)。どうやって私は弾いていたのか、私の体が覚えている以上のことはないみたいです。それがリセットされてしまった今、「昔やったから弾けるはず」というのはなくなりました。

ということは、何番を練習し始めても同じくらい苦労するということです。
知っている曲をやればいいと思われますが、全部知ってます。どれをやっても同じですね。

じゃあ、最初のハ長調のフーガがいいですかね。4声ですが、見開き2ページで終わっているので、譜読みにそれほど時間はかかりません。
ちなみに1番のプレリュードは、グノーが一小節つけ足して旋律をつけて「アヴェ・マリア」という曲になっています。

個人的にはグレングールドの演奏が好きです。難しさを感じさせない余裕を持った演奏です。

誰かの小説で、戦時中に鎌倉に住んでいた少女が平均律の1番のフーガを優雅に演奏していたシーンが出てきて、すごく印象に残っているのですが、少女で弾けるんだから、大人の私も優雅に弾きましょうかね。平均律のフーガを優雅に弾けるなんて、絶対素人の発想です。地獄のように難しいのに。一人で、2つの手で、4つの異なるメロディーを同時に弾くわけですから。

さあ、難曲が増えたぞ。もっと学べる。頑張ろう。
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