ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

2000万円。


テレビなどで、老後に2000万円必要とたびたび報道されていたので何のことやらと思っていたら。
老後に必要なたくわえのことなのですね。金融庁が報告した老後の生活の収入・支出から割り出した値のようです。


年金は、夫婦2人暮らしでは月に20万くらいしかもらえない。それに対して支出は25万円くらいになる。毎月5万赤字で、それを平均的な寿命まで貯金で払っていくとしたら、2000万円は貯金しておかないと生きていけない。簡単に言うとこういうことですね。


本来は、老後は年金だけで生活できるんじゃないか?
という定義が根底にあるような気がしますが。そういうもの?私はそうは思っていなくて、みんな老後のために貯蓄してるものだと思っていました。2000万くらい貯蓄するのは当たり前だと思っていたのですが。


そもそも年金なんてそんなにもらえるの?うちの母なんか、遺族年金と国民年金だけだけど、月17万円くらいしかもらっていません。それで妹の家で暮らして、埼玉の家の固定資産税を私と折半で払っている。固定資産税だって安くない。埼玉の家の家賃光熱費を合わせて差っ引いても母の自由になるお金は12万程度。そこから食費や医療費を出している。


まあ私も大学院生時代は月12万で暮らしていましたから(しかも家賃込みで)、暮らしていけないことはないです。老人にとって月12万円の暮らしっていうのはどうなんだろう。医療費がかかるかもしれないけれど、デイサービスとかも考えられるけれど、大学院生時代の私は親から支援なしで奨学金12万円、その他皿洗いのバイトとかでちょこちょこ稼いでいたけれど、貯金は減らなかったですね。


ちゃんと働いて厚生年金もかけてた人なら老後月に20万くらいはもらえるんだろうと思いますが、それで十分じゃないでしょうか。家があって、月に20万もらえたら二人で普通の暮らしはできると思うのですが。
試算の、月に約25万支出のところをよく見てみると、「その他」が9万くらいかかるんですよね。デイサービスとかですかね。医療費ではなさそうですし、何なんでしょう。


年金もらい始めてからしばらく、このデイサービスに相当する「その他」がかからないとしたら、月20万くらいで十分やっていける。20万で1年で240万。働いていなければそのくらいでも生きられる。


それはさておき、なんで報道で老後に2000万は必要だということだけが独り歩きして報道されているのか、私にはいまいち理解ができません。普通に老後を送ろうとすれば、もちろん年金だけで暮らせたらいいとは思うけれど、相応のたくわえを持っておくのが普通だと思っています。私も大体2000万円はためようと思っていたので、そんなもんかな~と思っています。むしろ老後のたくわえが2000万円は少ないんじゃないかと思ったりしています。


この記事には投資のことも書いてありましたが、私は基本投資はしないので、これは考えに入れません。まあでも今からでも一年で100~150は貯金しようかなと思っています。ただし、今の給与レベルが維持できたらの話です。来年からいきなり派遣社員にランク落ちしたら、年収も半額、貯金も半額。危機的レベルです。


老後ってそんな遠い将来ではないですね。年金受給まで20年は切ってしまいました。20年くらいでどれだけ働いて国に年金を納めて厚生年金をかけられるか。


ま、でも私、そんなに長生きできないと思いますけれどね。がんだし。いろいろ病気があるし。年金もらう前にぽっくりということもありうるわけですから。


どんな贅沢な老人を想定して統計を取ったのかわかりませんが、昨今のご老人方はたいそう贅沢されているのですね、その他に9万円…異常だと思います。
2000万がどうのこうのというよりも、こういういい加減な、実生活に根付いていない統計を出してくるほうに問題があると思いますけれどね。ちゃんと統計とってるんでしょうか。それとも何か引っ張る要因が入ってるんでしょうか。その辺はっきりさせてほしいです。


今日はロジスティック回帰のプログラムが組めた。明日から深層学習頑張ろう。


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