ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

食べ物の歴史?

そういえば母が子供のころはお砂糖は配給制と言っていた。
ということでざっくりお砂糖の歴史を調べてみました。


本来、自然界で甘いものと言えば「はちみつ」だったのだそうです。
サトウキビの栽培は紀元前のかなり古い頃から東・東南アジアで知られていたそうです。それが仏教やなんやかんやで中国に、アラブ世界に、そして欧州には十字軍のお土産としてもたらされました。


日本では奈良時代に鑑真和尚が持ってきたとかなんとか。記録にあるのは正倉院だそうです。意外と古いんですね。


とはいえ、欧州でも日本でも、砂糖は高級品、栽培量もそれほど多くなく、亜熱帯で取れるので、寒いところでは供給が難しかったようです。


南蛮貿易で、ポルトガル人が金平糖やカステラを伝え、「砂糖あまっ」となったそうです。
日本は室町時代に茶の湯が流行し、和菓子に砂糖が使われたそうです。そのあと江戸時代まで日本の砂糖は沖縄や奄美諸島で作られたもので、当時はそのあたりは「外国」であったため、出島で取引されたそうです。そのわずかな砂糖が大阪の市場で売られて、江戸にも流行がやってきます。


ところが開国後、最先端の製糖技術が伝わり、たくさん消費されるようになります。他に、開国前に「てんさいとう」からの製糖方法がドイツで生まれます。ああそういえば欧州で変な砂糖食べたなと思いだしました。


今日では普通にお砂糖が食べられますが、戦後は日本は多くの亜熱帯の島を手放してしまい、供給が難しくなって配給されていたそうです。
今ではアメリカでもたくさんサトウキビを育てていますが、もともとアメリカにもサトウキビはなかったらしいです。欧州人が持ち込んだのですね。


そうそう、生きていくうえで塩は必須ですが、砂糖はなくても生きられるそうですよ。


続きはコメントで。

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