ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

コーディングの能力∝研究能力

概して我々の研究分野の人たちは、コーディング能力=研究能力、という風になっています。私も昔はいろいろプログラムを組んだし、新たな言語でも抵抗なくプログラムを組むことができるのですが、難しいプログラムは組めません。
ビットがどうのこうの、バイトがどうの、となると、具体的ではないのでもうわかりません。
でも、機械から出てきた信号を我々のわかる物理量に変換するプログラムが楽々作れる人は、良い研究者です。その、物事の入り口のところをちゃんと理解しているというのは強みになります。


反して私は悪い研究者の代表です。そういう、機械のことは全然わかってません。LinuxとWindowsがどうして違うのかとか、よくわかりません。コマンドラインは使えたほうがいいかな、位の使い分けです。
データの出口の変換プログラムは、機械を作った業者さんが作ればいい、と思ってしまいます。解析プログラムも自分の手で作るのが面倒で、人の作った関数やサブルーチンやツールを拝借しています。中身を理解してないんですよね。


そういう意味で、私はぎりぎり「現代っ子」なんですよね。
一昔前の人は、何でも一人でやった。それこそコンピューターのセットアップから、OSの組み上げから、測定器の信号処理から、物理量に直すまで、みんな自分でやってたんです。そういう化け物は、今の若い人はいないですね。みんな私みたいに、出来合いのものを疑いもなく(いや私は疑うんですが)使っている。


先人の知識もそうですね。昔の人は、何でも自分たちで理論体系を作り上げたものです。現代っ子は、そういう理論はあるものだ、としてその上にさらに何か作ろうとしている。ですが、あるもの、というところをきちんと理解していないと、その背景をよくわかっていないと、限界があります(私は何でも疑ってかかるんですけど…それで無駄な時間を過ごします)。


なかなか難しいところですね。理系の分野で一流の研究者になるにはプログラミングの腕も一流でないといけないと思っています。私はここに来るまでの4年間、ほとんど自分でプログラム組んでないので(ごくごく簡単な数値計算くらいです)、今苦労しています。


でも三つ子の魂ってやつで、今日、大学院生の時に使っていた言語でちょっと書いてみたら、結構覚えてるんですね。変なコツがあったり、特殊な命令文があったりというのをかなり覚えてる。マニュアル見ないで、インタプリタ言語だけど、ちょこちょこっとかけました。コツを思い出してこれからバリバリプログラム書いていこう。


ちょっとでも、一歩でも、前に進めば、怖くない。
進まないと怖いんですよね。一歩進んだほうが楽なことが多々あります。人間、やってみなきゃわからない。できなかったら誰かに教えてもらえばいいんです。それでもできなかったらお金払って業者さんにやってもらって、プログラム中に注意事項を書いておいてもらえばいいわけです。


小さな一歩でも、一歩踏み出さないことの方が怖いんだって、最近つくづく思います。でもその一歩が出なくて、怖くなってしまって、ますます一歩が踏み出せなくなり、精神的に参ってしまう。元気になるにはちょっとしたことから始めていくのがいいんだなと思ったりしている今日この頃です。


今日はそんな実験的なことと、業者さんにメールと、購入するコンピューターの検討で時間が終わってしまいました。明日は出張中の会議の議事録をまとめないと。


朝食:具沢山味噌汁
昼食:燃焼スープとフルーツ+ヨーグルト
夕食:おにぎり1個とみかん2個+ほうれん草のスープ
おやつ:どら焼き1個(お土産)、Soyjoy1本


どら焼きは断れなかった…名古屋のお土産で、私が買って行ったのは両口屋是清の「千なり」の栗あんでした。季節限定品です。皆さんおいしいというので、私も食べてみたかったのです。食べたら、この世のものとは思えないくらいおいしかった!ぶらぼー私!今日は許して私!

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