ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ウィッグの購入

皆様に情報を呼びかけたその口が渇かないうちに、なんと、なんと。


ウィッグ買ってしまいました。


・・・。
 まあ、ちょっとは調べたんです。先輩患者様のBlogから、ネットから、そして実際にお店に行ったりしてたりしました。どれも長短あるんですが、私の仕事柄、人前で喋ったりすることが多いし、演奏家(仮)なので人前で演奏することもある。1年以上使い続けるとなったら、いかにも「これウィッグです!」というようなものでは、やっぱりあかんと思う。というので、専門店で、セミオーダーにすることにしました。


 もちろん、ネットなどで4万円以下くらいで手に入る商品も多いのですが、実際手にとってモノを見ないとなんともいえないので、ネットは今回はやめることにして、2件、店で実際のものを見て、サービスや付属品なども考慮して決めてきました。


昨日抗がん剤宣告受けたのに行動が早すぎる。まったく。


 等と自分でもあきれていますが、日曜は笑点見なきゃいけないし、来週あたりから論文の改定で土日は忙しくなるし、て考えるとそれほど時間がない。ので、今日にしました。


 実際見に行った1つ目の店は、出来合いの形のウィッグを扱っているところで、医療用という特別なものではなかったです。おしゃれウィッグのようでした。価格も5万円台から20万くらいのものがあって、人毛、人工毛も3:7くらいの商品が多かったように思います。気になったのは、ふんわり軽くて、スケスケというか、ウィッグから向こうがよく見えてしまう。やっぱり医療用じゃないので、全部髪の毛がなくなった人用と言うわけではなかったです。


 2件目、購入を決定したのは、スヴェンソンという、30年ほどの歴史のある、まあウィッグ界では老舗で、日本全国に店舗のある有名店です。こちらは、ほとんどモノを見せてもらいませんでしたが、医療用ウィッグのいくつかのパターンを持ってきていただき(出来合いのもの、セミオーダーのもの、地肌が黒いもの、地肌が一部肌色のもの、人工毛の多いものなど、付け心地、髪の毛の感触などのちがうもの)実際付けて鏡で見てみてどのくらい透けて見えるかとか、髪の毛の多さなどをみて、結局セミオーダーにすることに。原型はそれぞれあるんですが、セミロングで地肌肌色にしてもらってこれが16万。これを私の希望するスタイルに切ってもらうことに。

 ついでに必要なものいろいろ(専門のシャンプーや脱毛中のシャンプーやウィッグの下にかぶる帽子とか静電気を防止するミストとかウィッグスタンドどか)と、帽子付ウィッグと帽子をつけていただいて、合計23万円也。


 この予算は、今までこつこつ、ヴィオラのサブの弓を買おうと思っていて貯めていた貯金から捻出することにしました。フィンケルの弓買いたかったなー。いやアルシェブラジルだったらもう1ランク上の弓が買えたなー。弓ー弓ー弓ー弓弓弓弓!!!弓欲しかった!本当に欲しかった!!!


 弓に対する未練はおいておいて、ここのお店が良かったのは、やっぱり医療用ウィッグをたくさん扱っているので、いろいろな情報を教えてもらえたことでしょうか。例えば髪の毛の抜け方や、抜けたあとのケアの仕方、ウィッグを長持ちさせる方法、ウィッグそのものの扱い方、いつからどうやって使ったらいいか、どんな人がどういう商品を使っているか、など、助かりました。それから、アフターケアも万全なので、髪の毛がなくなってぶかぶかになったときも対応してくれるそうです(自分で糸で縫えばいいんですが、自分でやる自信がないです)。毎日使うものだから、しっかりしたものにしたかったし、いかにも髪型変えましたくらいのヘアアレンジも望まないし、美容師さんがそこで切ってくれるなら今の髪型に近いウィッグを作ってくれると思うので、ちょっと高めだけれど、ここでいいか、という感じで決めました。家から近いし、ネイルケアなどの情報もお持ちだそうですし。


あーでも弓欲しかった!
節約もダイエットもがんばろう。弓はいつかもう1ランク上のオーダーメイドを買うぞ。


早速今日からダイエット始まってます。
でもお昼はブリオッシュドレでサラダ+クロワッサンサンド+スープでした。
高いけどやっぱりクロワッサン美味しいです。


こんな私ですが、お読みいただいてありがとうございます。


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