面白いことをやる。その特権。
学会で、色んな発表を聞いて。
新しい世界を切り開いていこうという皆さんの心意気がすごくて、本当に、私はとりのこされた気分になりました。私はまだ何もなしえていないし、使命感も感じていないし、これといった目的がない。
でも。面白いことを、研究したい。その特権を持っているのが、研究者だ。
そして面白いことは世のためになる。誰かを元気付けたり、わくわくさせたり、直接的に人を助けたりすることもある。
何を悩むことがあろうか。おこられたっていいじゃないか。面白いと思うことを研究しよう、そのために、今までやってきたんじゃないか。
今の私の立ち位置は、結構不安定で、新しい職になってこれといった研究テーマを与えられてはいないのです。逆を返せば、何でもやってもらいたいと思われている。いいでしょう、雑用は好きです。だけど、雑用をやる表では、「これは面白い!」という研究をしようと思います。
先日掲載がきまった論文も、レビュアーのアドバイスで面白くなりました。
D論も、あちこちの人が面白いといってくれたので、きっと面白かったと思います。仕事が出来る人にならなくてもいい、面白いことする人だなと思われる人になろう。
というか。やっていて楽しいことをやろう。それが、めぐりめぐって人のためになるのだから。そうやって、社会に還元していくんだと思って、頑張ろう。早く頑張ろう。
でも明日も学会です。学会会場のネットが落ちるというアクシデントがありましたが(なのでパソコンを持っていってもただの箱でした)、頑張ります。