ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

もう、どうしたらいいか…!

論文が終わったので新しい上司と話をする機会ができました。


かなりの犠牲を払って私のことを雇ったのだと教えてくれました。
その犠牲に見合った成果を私が出せるんだろうか。
上司は私の先輩でもあるし、博士にいくきっかけを作ってくれた人だ。
期待にこたえられるだろうか…難しい…私にそんな能力はない…。


もうどうしたらいいか…!!
ごめんなさい、期待にこたえられないのでやめます…って言えばいいのか。
一人雇うのに800万かかるのだそうです。部屋の予算の800万を削ってまで私を雇ってくれたらしいのです。だから研究室のお金はかつかつらしくて、自分の研究の予算は自分で取ってくるようにといわれています。
もちろん人を一人入れるのに、上の人、その上の人、また上の人を説得して回ったそうです。


私、外部資金も内部資金も獲得経験がありません。
学振でさえ2次で落ちてます。


はあー、自信がない。
恩に報いる自信がない。
もう居場所がない。


上司に、今後どうしたいかと聞かれた。
3年から5年は働きたい。ひとつ仕事したい。
その後はデパートの店員でもかまわない。
そんな話をしました。


まあでも今はもう食についてしまったのだから、週明けの内部資金の申し込み締め切りまで頑張って申請書を書こう。少しでも資金を取ってこられるような、魅力的な研究内容を考えよう。


だめだなあ…気楽に雇ってくださいなんていうんじゃなかった。そこは私は無責任だった。責任持って、しっかり、頑張ろう。精一杯頑張ろう。やれることは何でもやろう。


頑張りたい。頑張ります。新上司のために身を粉にして働きます。


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