ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

フランス語に行ってきました+オレンジのコート

朝、6時くらいに、寒さでめざめました。


これは寒い。頭が寒い。人間は頭から発熱しているというけれど、熱が相当持っていかれてる。朝5時くらいは一日で最も冷える時間ですが、これは辛い。


もちろんパリの方が寒いのですが、パリの部屋はセントラルヒーティングというか、大家さんの方で24時間暖房入れっぱなしだったので、寒さで目覚めることはなかったです。まさか日本で、いや埼玉の家は寒いのですが、これほどまでとは思っていませんでした。
布団にもぐって無理やり眠ろうとしまして、朝はやっぱり起きられない。起きたくない。10分ずらして、5分ずらして。


ああもう寒い、というので起きてきました。居間の温度は4度。水の体積が一番小さくなる温度ですね。水道管の凍結も心配しましたが、9時だったので大丈夫でした。


超高速でご飯食べて歯を磨いて顔洗って着替えて化粧して、フランス語へ。


フランス人とかイタリア人が特にそうなんですが、女性の洋服を普通にナチュラルに褒めますよね。今日は私、多分10年ぶりくらいにパンツスタイルだったんですが、先生がそれに気が付いて、セーターを褒めて、パンツスタイル珍しいねと言ってくれて、そこから洋服の値段の話になりました。


今日着ていったセーターは先日アマゾンで買った2千円くらいのものです。2千円て安すぎる気がしますが、セール中だったのと、ポイントをかなり使ったので、安く買えました。ノルディック柄のセーターです。先生が2千円は安い、銀座の人々は、3万円5万円出してセーターを買っているという話をされました。多分場所柄だと思いますと言っておきました。あーでも自分も3万くらいのセーター持ってますが、20年くらい着てますね…。
ファッションの話で、日本の男性洋服店はなぜ皆地味なのかという話になりました。フランスやイタリアは結構いろんな色のスーツを着ますし、オフィシャルの時でも色が決められているということはないのですが、日本は、とあるスーツ専門店で聞いたところ、スーツの色はビジネスでは、黒、紺、グレーに白シャツくらいしか認められないのだそうです。日本に最初に洋服が持ち込まれた時、200年は経っていないので、意外と最近の事ですが、最初に入ってきた洋装は黒のモーニングでした。もしイタリアのファッションが最初に入ってきていたら、もっと違ったのでしょうけれど、だいぶイギリスのまねをしているようで、そこで日本の伝統的なスーツスタイルが決まってしまったようです。間違っていたら教えてください。
そうですよね、黒スーツばっかり。会社の入社試験も黒スーツ必須なんですよという話をしたら、個性はどこで出せばいいのという話になり。私もその風潮にかなり反抗して、黒スーツは最近まで作らなかったのですが、社会の常識?しらんけど、そういうものに合わせて黒スーツ作りましたよ。


そんなこんなでそのあとはいろいろ笑える話をしました。先生を笑わせたのは、私がパリにいた時、雪のあとのパッシーの駅で(駅は階段の途中にある)、お尻で階段を下りてきた話です。周囲のフランス人がめっちゃ笑いをこらえていたのを思い出します。フランス人の特徴でしょうか、先生はまずは無事だったかどうかを確認してくれます。でもすごい笑ってました。


今は街中は新年のセールが終わって、冬物はもう本当に終わりなんですが、毎週見に行っているインポート物のお店のオレンジのコートが気になってしょうがないので、今週も見に行ってしまいました。残ってたら買うくらいのつもりでしたが、残っていました。


イタリア製の鮮やかなオレンジのコート。仕事の帰りでも、フランス語の帰りでも見に来ていたのです。いい加減店の人に顔を覚えられてるだろうなと。


残ってた、これは運命かも、と思いましたが、これからローンも組むのだし、お金はしっかり貯めないとと思い返して、後ろ髪惹かれる思いでオレンジのコートをあきらめてきました。自分としては物欲を押さえるのに成功したというのはすごいことだと思うのですが、次、あったら多分買います。


オレンジのコートすでに3着持っているので(あ、全部イタリア製だ)、もうええやろと思います。私には、オレンジ色のコートを救い出す呪いがかかっているのではないかと思います。


明日から仕事です。水曜は一番冷えるらしいですが、出勤です。多分一番寒い時間に出勤です。こちらの予報マイナス5度。願わくばそれまで雨や雪が降らないでほしいです。めっちゃ凍るんです。私はすごく滑る人間なので、日の出ていない時間歩くのは怖いです。


それでは一週間スタート。

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